看護大学 or 看護専門学校の受験において、
「え?知らなかった!」「もっと早く知っておけば良かった!」と手遅れになってしまう前に、
必ず知っておかなければならないことと、それを知っておかなければならない時期、についてお話します。
① 看護入試が行われる時期を把握する
② 受験に合格するために必要な科目と学習範囲を知る
③ オープンキャンパス(学校見学会)に参加する
④ 入学願書を取り寄せるべき時期
⑤ 過去問を解く時期
それでは、一つずつ上から見ていきましょう。
◆ もくじ ◆
① 看護入試が行われる時期を把握する
「看護専門学校or看護大学」には、代表的な入試の方式は4つありそれぞれ期間が異なります。
・総合型選抜(旧AO入試) : 早い看護学校は6月ぐらいから始まる
・学校推薦型選抜(公募入試) : およそ10月~12月
・社会人入試 : およそ10月~12月
・一般選抜(一般入試) : およそ 1月~3月
入試方法によって最大で9カ月も違ってきますので、
必ず、どの看護学校のどの入試方法に照準を合わすかを、なるべく早く決めておきましょう。
ちなみに、
総合型選抜(旧AO入試) は、早期から始まるだけに「第1回から第5回」のように複数回受験できるチャンスがあります。
このような種類の入試パターンの場合、「第1回目」の方が合格しやすい傾向があるのでおススメです。
② 受験に合格するために必要な科目と学習範囲を知る
基本的には、看護専門学校も看護大学も必要とされる科目は
国語・数学・英語・生物・小論文
上記の教科の2教科or3教科+『面接』となっており、
高校1年生終了時までの学力が必要となります。
入試科目は、同じ学校でも入試方法によっても異なりますので、
受験予定の学校が決まればすぐに、試験科目をチェックするようにしましょう。
③ オープンキャンパス(学校見学会)に参加する
オープンキャンパス(学校見学会)への参加は必須と考えておいて間違いありません。
特に指定校推薦で受験する場合、オープンキャンパス(学校見学会)の参加は必須条件である学校もあります。
また、看護学校のオープンキャンパス(学校見学会)には、
看護体験や一人一人に質疑応答コーナーを設けていることから、人数制限があります。
人気の看護学校では、「発表と同時に満席」なんてことも珍しくありません。
ですので、オープンキャンパス(学校見学会)の情報は、
各学校のページをお気に入りに入れるなどして、こまめにチェックしておきましょう。
④ 入学願書を取り寄せるべき時期
入学願書を配布する時期は学校によってまちまちですが、
志望校の入試日の二カ月前に入学願書を取り寄せておくのをおすすめします。
直前になって焦って取り寄せたり、願書を作成したりすると、多くの場合ろくなことがありません。
入学願書は二カ月前に取り寄せて一日でも早く完成させ、後は筆記試験や面接練習などに時間を当てられるようにしましょう。
⑤ 過去問を解く時期
試験日の二カ月前くらいから、過去問に取り組みましょう。
「え?過去問はもっとギリギリでも大丈夫じゃないの?」
と思った方は、おそらく志望校の過去問だけをひたすら解くつもりだったのではないでしょうか?
実際の入試で使用された過去問は「良問」と呼ばれる問題が多いです。
しかも、
高偏差値の学校=難しい問題、というわけではありませんし、
低偏差値の学校=簡単な問題、というわけでもありません。
合格する学生は、だいたい4~6校の過去問を3年分くらい解いています。
つまり、12~18回分の入試問題を解いていることになり、
二カ月前から過去問に取り掛かるというのは決して早すぎないのです。
まとめ
看護受験生が、必ず知っておかなければならないことと、それを知っておかなければならない時期は、
① 志望校が決まれば入試日程をすぐにチェック
② 志望校の入試科目をすぐにチェック
③ オープンキャンパスの参加は必須!
④ 入学願書は入試の二カ月前に取り寄せる
⑤ 過去問は入試の二カ月前から解く
でした。
しかし、これらのことを一人で乗り越えるのは難しいし不安に思う方もいるでしょう。
ですので、多くの学生が看護受験専門の予備校である看護予備校に通います。
看護予備校に通うことで、看護受験に成功できる確率が驚くほど上がります。
『絶対に看護学校に合格したい』そう考えるのであれば、看護予備校に通うことをお薦めします。