看護師を目指す男性にとって、看護専門学校に合格する男女の比率が気になります。
さっそく答えを言うと、
男性と女性の合格比率は「2:8」もしくは「1:9」ぐらいです。
看護学校に合格できる人数はおよそ「40~80名」ぐらいなので、「4~8人」ぐらいのイメージです。
中にはもう少し多い学校もありますが稀です。
では、この少人数の枠を勝ち取るには何をすればいいのか。
具体的に見ていきましょう。
少ない合格枠を勝ち取るためには圧倒的な数学力
看護専門学校は、1次試験(筆記テスト)、2次試験(面接試験)と2度のテストにクリアしなければなりません。
1次試験の筆記テストでは、「数学」「英語」「国語」と受験科目が2教科もしくは3教科必要となります。
ここで、一番重視してほしいのが「数学」です。
数学で高得点を取ることで頭脳が優秀であることを看護学校の先生に認識してもらえます。
また、真面目に勉強しない限り数学で高得点を取ることはできません。
学習面では数学ができることで看護師になりたいという気持ちを十分にアピールすることができます。
このようにして、まず1次試験を突破しましょう。
男性が看護学校に合格するためには志望動機がキーポイント
1次試験をクリアしたけど、2次試験で落とされる男性の受験生がたくさんいます。
2次試験で落とされる理由の1つとして、アピールの仕方を間違っていることが多いです。
簡単に言うと多くの学生が企業向けの志望動機になっています。
看護師はあくまでの医師の指示のもとでどのように動けるのかが勝負となります。
これは女性も男性も同じです。
従ってあまりにも我が強く医師とぶつかってしまいそうな志望動機はNGです。
2次面接で清潔感のない男性は看護師として不向きと判断される。
ついつい筆記試験に集中してしまいがちですが、筆記試験はあくまでも一般的な頭脳を持ち合わせているかの確認です。
大切なのは面接で好印象を持ってもらうことです。
そのためには「清潔感」が絶対不可欠です。
もしあなたの身だしなみがだらしなく、紙がぼさぼさ、髭は剃り残し、言葉遣いがしどろもどろであれば即outです。
現在は、男性であっても肌のお手入れをするような時代です。
従って、ちょっとでも面接官の目にとめてもらえるように日ごろから細かなことに気をつけながら過ごして下さい。
また、男性は女性よりも緊張しがちでついつい余計なことを話してしまいます。
なので、面接練習は十分に取り組んでから受験に臨むようにしましょう。
まとめ
まだまだ、看護師という職業は女性が多い仕事です。
その中で男性が看護学校に合格するためには、女性以上に細かなことに気を付ける必要があります。
看護受験は簡単ではありませんが、将来には女性と男性の比率が5:5になっていても決して驚くことでもありません。