看護受験では学校によっては「自己推薦書」を書く必要があります。初めて受験する学生にとって「自己推薦書」を書くのは恐怖にも近いです。
そこで、少しでも「自己推薦書」を書けるようにするためにいくつかのノウハウとポイントを解説していきます。
「自己推薦書」を書くのに悩んでいる学生は是非ご覧ください。
自己推薦書を書くためには自己分析からしてみよう。
自己推薦書を見て「何を書けばいいの?」と固まってしまう学生もたくさんいます。
当看護予備校でも、常に相談される内容の1つでもあります。
そこで、まず受験生がやるべきことは「自己分析」をすることです。
幼少期から現在まで経験したこと。
自分の長所・短所。
周りからの評価。
喜怒哀楽のタイミング。
一番影響を受けたこと。
趣味や特技。
将来どんな人物になりたいか。
そして次にやるべきことは
上記の内容に対して全て問いただしてみましょう。
「なぜ周りから〇〇と思われているのか」
「なぜこのタイミングで喜怒哀楽がでるのか」
「なぜ〇〇を趣味や特技としているのか」
「なぜ〇〇になりたいのか」
このように、自問自答することによりあなたの人物像が浮かび上がってきます。
自己推薦書を書くためには志望校の分析をしてみよう。
自己分析ができたら次に受験する志望校の分析をする必要があります。
例えば、
今後世界で活躍する看護師になりたい。
と自己推薦書に書いたとします。
にもかかわらず、あなたの受験する看護学校が「地域密着型を推奨」している看護学校であれば恐らく不合格になります。
自己推薦書とは、自分自身と看護学校の思考が同じでなければなりません。
看護学校や看護大学はたくさんあり、どの看護学校でも看護国家資格を取得することができます。
だからこそ
なぜ〇〇看護学校・〇〇看護大学で学ぶ必要があるのか。
これを自己推薦書には書いてあげる必要があります。
私は△△だから〇〇看護学校で学びたいです。
のように締めくくってあげると、「なるほど~~」と思ってもらえる可能性が高くなるでしょう。
自己推薦書を埋めるために必要なこと。
自己推薦書は、400字から800字以上と様々なものがあります。そこでこの文字数をクリアしていくためには
「エピソード」が必要です。「エピソード」がなければ、ほんの数行で終わってしまいがちです。
かと言って、「エピソード」を書けばいいものでもないのでどれか1つか2つに絞って書くといいでしょう。
自己推薦書の「書き出し」と「文のつなぎ目」
自己推薦書を書く準備ができたら下記のような順番で内容を下書きしてみましょう。
② 上記の「自分自身の強み」と「具体的なエピソード」を繋げて書く。
③ 私が考えていることは貴学でしか学ぶことができない。
④ 受験する学校のカリキュラムなどを例に挙げて繋げてみる。
⑤ 将来〇〇看護学校で〇〇のような人物になりたい。
初めに結論から書くことで読み手に、あなたがどのような人物なのかを印象をづけることができスムーズな流れの自己推薦書を書くことができます。
最後には将来像も書くことで上手くまとめ上げることができます。