その3 副詞的用法
副詞的用法では、to+動詞の原形を『~するために、~して』と訳し、『動詞や形容詞』を修飾します。
副詞的用法(動詞を修飾バージョン)
■ 私は写真を撮るためにここに来た。
→ I came here to take pictures.
※「to take」が「came」を修飾しています。
副詞的用法(形容詞を修飾バージョン)
■ 彼は彼女に会えてうれしかった。
→ He was happy to see her.
※『be動詞+形容詞+to+動詞の原形 ~ = ~して形容詞です。』は、英語長文でよく使われる表現です。
副詞的用法によく使われる構文
副詞的用法では、下記の構文がよく出題されます。
● 形/副+enough to~~ = ~するのに十分
● too+形/副+to~~ = あまりにも~なので…できない
『enough to ~ = ~するのに十分(例文)
■ 飛行機を買うのに十分なお金持ちになりたい。
→ I want to be rich enough to buy a plane.
■ その問題は私が解けるほど十分にやさしい。
→ The problem is easy enough for me to solve.
※(人が・人にとって ~ ) と言いたい場合には、『to』の前に『for 人』を挿入。
『too…to ~ = あまりにも…なので~できない(例文)
■ 私はあまりにもお腹がすいているので走ることができない。
→ I’m too hungry to run.
■ 英語は彼にとってあまりにもむずかしいので解くことができない。
→ English is too difficult for him to solve.
※too…toの構文は、can’tを使わなくても「できない」と訳せます。