前置詞とは
「前置詞」とは、名詞の前に置き、場所や方向、時など、名詞・代名詞の意味を補う言葉です。
to (〜に) の使い方。
toは、ゴールに「向かう方向」と「到達する」という意味があり、相手がないと出来ない行動。
(例)私は彼女に英語を教える。
→ I teach English to her.
for (〜にとって、〜に向かって) の使い方。
「for」はゴールに「向かう方向」だけを意味します。相手がいなくても出来る行動。
(例)私は彼女にプレゼントを買う。
→ I buy a present for her.
from (〜から) の使い方。
fromは、toとは反対に「目的を起点」として離れていく時に使います。
(例)これはロンドン発の電車です。
→ This is a train from London.
up (〜の上に) の使い方。
upは、「上に向かい続ける・ある地点より上」というイメージです。
(例)私の母はスプーンを拾う。
→ My mother picks up a spoon.
down (〜の下に) の使い方。
downは、「下に向かい続ける・ある地点より下」というイメージです。
(例)私たちは丘を下る。
→ We go down the hill.
in (〜の中に,で) の使い方。
inは、「ある環境や空間の中にいる・包まれている」イメージとして使います。
(例)コスモスは秋に咲きます。
→ Cosmos blooms in autumn
on (〜に、の上に) の使い方。
onは、「平面的な部分に接触している」イメージです。
(例)私は金曜日に英語を勉強します。
→ I study English on Friday.
at (〜で) の使い方。
atは、「ピンポイントにある場所や時間」を指すイメージです。
(例)私たちは3時におやつを食べる。
→ We eat snack at three.
off (〜から) の使い方。
offは、「もともとあった場所・くっついていたものが離れる」ときに使います。
(例)私の父は電車を降りる。
→ My father gets off the train.
into (〜の中に) の使い方。
intoは、「対象物がある空間のある一点に入る」イメージです。
(例)私は店内に入る。
→ I walk into the shop.
around (〜の周りに,およそ) の使い方。
aroundは、「何かを取り囲んでいる状態」イメージです。
(例)犬が木の周りを走る。
→ The dog runs around the tree.
among (〜の間) の使い方。
amongは、対象の数が3つ以上で、「何かに取り囲まれている状態」イメージです。
(例)その映画は高校生の中で人気がある。
→ The movie is among high school students.
between (〜の間) の使い方。
betweenは、「2つのものに挟まれている」状態を表します。
(例)私はケンとトムの間に座る。
→ I sit between Ken and Tom.
of (〜の) の使い方。
ofは、「あるものの一部に属している」イメージです。
(例)東京は日本の首都です。
→ Tokyo is the capital of Japan.
over (〜を超えて) の使い方。
overは、対象を乗り越えて「反対側にたどり着く(覆いかぶさる)」イメージです。
(例)彼女は椅子を飛び越える。
→ She jumps over the chair.
above (〜より上) の使い方。
aboveは、「あるものよりも上」の状態を表します。
(例)飛行機は雲の上を飛ぶ。
→ The airplane flies above the clouds.
below (〜より下) の使い方。
belowは、「基準よりも低いところにある」イメージです。
(例)私の点数は、いつも平均より下です。
→ My score is always below average.
under (〜の下) の使い方。
underは、「あるものの下にある」イメージです。
(例)赤ちゃんは机の下で遊びます。
→ Baby plays under the desk.
through (〜を通して) の使い方。
throughは、「空間や時間を通り抜ける」イメージです。
(例)ネコがドアを通り抜ける。
→ The cat goes through the door.
across (〜を横切って) の使い方。
acrossは、「平面を横切る」イメージです。
(例)鹿は河を泳いで渡る。
→ A deer swims across the river.
along (〜に沿って) の使い方。
alongは、「川や通り沿いに平行して沿う」イメージです。
(例)私の学校は川沿いにあります。
→ My school is along the river.
near (〜の近く) の使い方。
nearは、「対象とそう遠くない近い位置にある」イメージです。
(例)私の家は駅の近くです。
→ My house is near the station.
by (~のそばに・〜によって) の使い方。
byは、「手を伸ばせば届く」イメージです。
(例)窓のそばの少女はエミです。
→ The girl by the window is Emi.
beside (〜のそばに) の使い方。
besideは、「対象のかたわらに並んでいる・横に並べる」イメージです。
(例)彼女はジュースのそばに本をおく。
→ She puts the book beside her juice.