前回は、絶対値の外し方についての
プチ授業をしましたね。
今回は、
「絶対値と不等式」が混ざっている計算
をしてみます。
この問題は、多くの看護学校の入試問題で出題されています。
絶対に覚えておいた方が得ですよね。
それでは、この問題を解いてみてください。
えっ?
どうやって解けばいいの?
なんて思いませんでしたか?
この問題には「絶対値と不等式」が混ざっているので、
今まで学んだ両方の考え方を使って
「X」を解く必要があります。
それでは、解説をしていきます。
でも、絶対値を外すには、
どうするのか覚えていますか?
そうです。
でしたよね。
実は、この
+( )と-( )
をつけて絶対値をはずすことを
場合分け
と言います。
そして、絶対値を外すと、
必ず2通りの答えが出てきます。
それでは、今回の問題の解説に入ります。
まずはこの考え方を持たなければいけません。
そして、
これから計算していきますが、
後の答えが
当てはまっているのか?
当てはまっていないのか?
そこに注意しなければなりません。
計算をしていくと、
このような結果になりましたよね。
最後は、「1つ目と2つ目」がしっかりと
範囲が正しいのかを見なければなりません。
それでは、見てみましょう。
まずは1つ目
このように、絶対値の中の範囲に
当てはまっていなければ、答えにはなりません。
では、続いて2つ目も見ていきましょう。
この場合は、出てきた答えが
問題の絶対値で指定されている部分に
がっつりと含まれていますよね。
なので、答えは、
となります。
このように「絶対値と不等式が混ざっている問題」は、
1つずつ紐といていかなければならないので、
面倒くさいですが、
看護学校の受験では、出題される可能性が高いので、
絶対に覚えてくださいね。