みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「形容詞」と「副詞」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 「名詞」と「代名詞」 ◆
それでは早速やっていきましょう。
「形容詞」とは
形容詞とは、名詞や代名詞を修飾する言葉です。
形容詞にもいくつかあり見分けるのが難しいですが、比較的「(い)で終わる言葉」が多いです。
● 大きい → big
● 寒い → cold
● 眠い → sleepy
● 疲れている → tired
など
※「疲れている → tired」のように「(い)で終わらない言葉」もあることを覚えておこう。
「形容詞」を書く位置
英文の「形容詞」を書く位置には、2種類あります。
➀ 形容詞 + 名詞
● 高い木 → tall tree
● 面白い本 → interesting book
➁ 「〜thing, 〜body, 〜one」の付く名詞 + 形容詞
● 何か新しいもの → something new
● 特別な人 → somebody special
● 優しい人 → someone kind
「形容詞」の二つの用法
形容詞には「限定用法」と「叙述用法」があります。
中には、同じ単語でも意味が変わるものもあります。
「限定用法」とは、形容詞が名詞を指すときに使います。
例えば、「赤いボール」では、「赤い」という形容詞が「どのボールか」を指しています。
I have a red ball.
(私は赤いボールを持っています。)
「叙述用法」とは、形容詞が名詞の特徴を指すときに使い、補語として扱われます。
例えば、「ボールは赤いです」では、「赤い」という形容詞がボールの特徴を指しています。
• This ball is red.
(このボールは赤いです。)
•主語(S)→This ball
•動詞(V)→is
•補語(C)→red
他にも
• I found the book interesting.
(私はその本が面白いことが分かりました)
・主語(S) → I
・動詞 (V) → found
・目的語 (O) → the book
・補語(C) → interesting
➂「限定用法」と「叙述用法」で意味が変わるもの
単語 | 限定用法 | 叙述用法 |
---|---|---|
right | 右 | 正しい |
certain | ある〜 | 確信して |
late | 最近の〜 | 遅れて |
present | 現在の〜 | 出席している |
「副詞」とは
副詞とは、名詞以外を修飾するものです。
例えば、「形容詞、副詞、動詞、文章全体」を修飾することができます。
● とても → very
● 上手に → well
● 静かに → quietly
● 幸いにも → fortunately
など
「形容詞、副詞、動詞、文章全体」を指す副詞を詳しく見ていきます。
形容詞を修飾する副詞
She is a very fast runner.
(彼女はとても速いランナーです。)
「とても」は「速い」という形容詞を修飾しています。
副詞を修飾する副詞
He swims very well.
(彼はとても上手に泳ぎます。)
「とても」は「上手に」という副詞を修飾しています。
動詞を修飾する副詞
She entered the library quietly.
(彼女は静かに図書館に入りました。)
「静かに」は動詞「入りました」を修飾しています。
文章全体を修飾する副詞
Fortunately, we arrived on time.
(幸いにも、私たちは時間に間に合いました。)
「幸いにも」はこの文全体を修飾しています。
「副詞」を書く位置
「副詞」を書く位置には、文頭、文中、文末と様々ですが、「頻度を表す副詞」の場合は、書く位置が決まっているので覚えておきましょう。
always – いつも、常に
usually – たいてい、普通は
orequently – 頻繁に、しばしば
often – よく、しばしば
sometimes – 時々
など
それでは「頻度を表す副詞」の書く位置を詳しく見ていきます。
一般動詞の場合
動詞の前に置きます。
She often laughs.
(彼女はよく笑います。)
be動詞の場合
be動詞の後に置きます。
He is always late.
(彼はいつも遅れます。)
頻度を表す副詞の例外
文の始め、もしくは終わりに置きます。
Sometimes, I read before bed. / I read before bed, sometimes.
(時々、私は寝る前に読書をします。)
これで今回の説明を終わります。