みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は現在分詞や過去分詞と共に使われる「with」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 現在分詞や過去分詞と共に使われる「with」 ◆
それでは早速やっていきましょう。
付帯状況のwithとは
「付帯状況のwith」とは、主文に情報を追加したい時に使います。
with A(名詞)B
→ AをBの状態で
※ このBの部分には、形容詞 / 現在分詞 / 過去分詞 / 前置詞 等が使えます。
例えば、
Tom sat.
(トムは座った。)
これだけでも意味は分かりますが、
Tom sat with his eyes open.
(トムは目を開けて座っていた。)
このように、「付帯状況のwith」を使って、情報を追加することで、その状態が鮮明にわかります。
付帯状況のwithと現在分詞
それでは、先ほどのBの部分に「現在分詞」をいれてみましょう。
with A(名詞)B(現在分詞)
→ A(が・を)B(しながら/したままで)
このように訳すことができます。
それでは、例題を解いてみましょう。
次の英語文を日本語にせよ。
・He listened to the music with his heart beating.
「with his heart beating」は、「現在分詞」を利用した「付帯状況」なので、「胸をドキドキしながら」と訳します。
ただし、付帯状況を直訳すると日本語訳がおかしくなる場合が多いので意訳で訳します。
従って、
答え.彼は胸をドキドキさせながら音楽を聴いた。
になります。
付帯状況のwithと過去分詞
続いて、先ほどのBの部分に「過去分詞」をいれてみます。
with A(名詞)B(過去分詞)
→ A(が・を)B(されながら)
このように訳すことができます。
それでは、例題を解いてみましょう。
次の英語文を日本語にせよ。
・He sat on the sofa with his legs crossed.
「with his legs crossed」は「過去分詞」を利用した「付帯状況」なので、「脚が組まれながら」と訳します。
ただし、「現在分詞」と同様、付帯状況を直訳すると日本語訳がおかしくなる場合が多いので意訳で訳します。
従って、
答え.彼は脚を組んでソファに座っていた。
になります。
付帯状況のwithと形容詞・前置詞
「付帯状況のwith」は「形容詞」や「前置詞」と使うこともできます。
例を見てみましょう。
•Don’t talk with your mouth full.
(口をいっぱいにして話ではいけません)
→「with your mouth full」=「口がいっぱいのまま」
• I slept with the TV on .
(私はテレビをつけたまま寝ました)
→「with the TV on」=「テレビをつけたまま」
このように「現在分詞」や「過去分詞」以外でも「with」と一緒に使うことができるので覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。