みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「分詞構文の作り方➁(否定形・完了形・受動態)」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 分詞構文の作り方➁(否定形・完了形・受動態) ◆
それでは早速やっていきましょう。
分詞構文のおさらい
分詞構文は「接続詞や重複する主語」を無くして、動詞を「現在分詞」にする形でした。
それでは例を見てみましょう。
・通常の文
When he saw 〇〇〇 , he △△△.
これを「分詞構文の形」に変えると、
・分詞構文
Seeing 〇〇〇 , he △△△.
これが分詞構文の基本の形になります。
分詞構文の否定形
次に「分詞構文の否定形」について説明します。
元の英文が否定文の場合、現在分詞の前に「not」を前に置きます。
後は、「接続詞や重複する主語」を無くして、動詞を「現在分詞」するだけです。
それでは例を見てみましょう。
・通常の文
When he didn’t see 〇〇〇 , he △△△.
「didn’t」は否定文なので、現在分詞の前に「not」を使います。
・分詞構文
Not seeing 〇〇〇 , he △△△.
このようになります。
それでは、例題を解いてみましょう。
次の英文を分詞構文に書き換えよ。
・ If you don’t study hard, you can’t pass this exam.
(もし一生懸命勉強しなかったら、このテストに合格できないでしょう。)
この英文を分詞構文にするには、「接続詞(If)」「主語(you)」を無くして、「動詞(study)」を現在分詞にします。
後は、「否定文」なので、現在分詞の前に「not」を前に置きます。
従って、
答え. Not studying hard, you can’t pass this exam.
になります。
分詞構文の完了形
次に「分詞構文の完了形」について説明します。
元の英文が完了形の場合、「Having + 過去分詞~」になります。
それでは例を見てみましょう。
・通常
Because I had studied 〇〇〇 , I △△△.
「had studied」は完了形なので、「Having + 過去分詞~」にします。
・分詞構文
Having studied 〇〇〇 , I △△△.
それでは、例題を解いてみましょう。
次の英語文を分詞構文に書き換えよ。
• Because I had finished the task, I was free.
(課題を終えてしまったので、私は暇だった)
この英文を分詞構文にするには、「接続詞(Because)」「主語(I)」を無くします。
そして、「had finished」から「完了」だとわかるので、「Having + 過去分詞~」にします。
従って、
答え. Having finished the task, I was free.
になります。
分詞構文の受動態
最後に「分詞構文の受動態」について説明します。
元の英文が受動態の場合、「Being + 過去分詞~」になります。
それでは例を見てみましょう。
・通常の文
Because it is eaten 〇〇〇 , it △△△.
「is eaten」は受動態なので、「Being + 過去分詞~」にします。
・分詞構文
Being eaten 〇〇〇 , it △△△.
このようになります。
それでは、例題を解いてみましょう。
次の英語文を分詞構文に書き換えよ。
・Because it is painted, the wall looks good .
(その壁は塗られているため、良く見えます。)
この英文を分詞構文にするには、「接続詞(Because)」「主語(it)」を無くします。そして、「is painted」から「受動態」だとわかるので、「Being + 過去分詞~」にします。
従って、
答え. Being painted, the wall looks good.
になります。
分詞構文に変えても「否定形」「完了形」「受動態」だとわかるように特徴は残されているので、長文では見逃さないようにしましょう。
これで今回の説明を終わります。