みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「seem の使い方」と「be to 不定詞」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ seem の使い方/ be to 不定詞 ◆
それでは早速やっていきましょう。
seem の使い方
「seem」は文法問題や長文でよく出てくる単語ですが、後ろに続くものによって訳し方が異なるのでしっかり覚えておきましょう。
種類 | 訳 |
---|---|
seem + 形容詞 | ~のように見える |
seem + to + 動詞の原形 | ~のようだ |
seem + to + have + 過去分詞 | ~したようだ |
それでは、上記3種類の例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・今日、彼は忙しいように見える。
「~ように見える」は「seem + 形容詞」を使います。
従って、
答え. He seems busy today.
です。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・彼は買い物に行くようだ。
「~のようだ」は「seem + to + 動詞の原形」を使います。
従って、
答え. He seems to go shopping.
です。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・彼は買い物に行ったようです。
「~したようだ」は「seem + to + have + 過去分詞」を使います。
従って、
答え. He seems to have gone shopping.
このように使い分けを覚えておきましょう。
be to 不定詞
「be to 不定詞」は、
種類 | 訳 |
---|---|
予定 | 〜することになっている |
義務・命令 | 〜すべき |
可能 | 〜できる |
運命 | (否定文で)〜することはなかった |
意図 | 〜したい |
の5つの意味を表すことができる便利な文法です。
また「be to 不定詞」は「助動詞」との書き換えでよく出題されますが、厳密にはニュアンスが違うことだけ頭に入れておきましょう。
それでは、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・彼は、来月日本に訪れることになっている。
この文章から「予定」だとわかります。
従って、
答え. He is to visit Japan next month.
次の日本語を英語に書き換えよ。
・宿題を終わらせなければなりません。
この文章から「義務・命令(〜すべき)」だとわかります。
従って、
答え. You are to finish your homework.
次の日本語を英語に書き換えよ。
・そのチケットは見つけることができなかった。
この文章から「可能(〜できる)」だとわかります。
従って、
答え. The ticket was not to be found.
次の日本語を英語に書き換えよ。
・彼は二度と私たちの家には戻って来ることはなかった。
この文章から「運命((否定文で)〜することはなかった)」だとわかります。
また、「〜することはなかった」は、不定詞の前に「never」を置きます。
従って、
答え.He was never to come back to our house.
次の日本語を英語に書き換えよ。
・もし成功したいならば、一生懸命働きなさい
この文章から「意図(〜したい)」だとわかります。
従って、
答え. If you are to succeed, work hard.
「be to 不定詞」は、長文中によく使われているので、5つの訳し方は必ず覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。