みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「不定詞を使ったさまざまな表現」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 不定詞を使ったさまざまな表現 ◆
それでは早速やっていきましょう。
疑問詞+to不定詞(~すればいいか / 〜すべき)
「疑問詞」と「不定詞(to 動詞の原形)」を並べて使うことで、「~すればいいか / 〜すべき」と訳すことができます。
種類は全部で5つあり、名詞の働きをします。
形 | 訳 |
---|---|
➀ what to+動詞の原形 | ・何を~すればいいか(すべきか) |
➁ when to+動詞の原形 | ・いつ~すればいいか(すべきか) |
➂ where to+動詞の原形 | ・どこへ~すればいいか(すべきか) ・どこで~すればいいか(すべきか) |
➃ which(名詞)to+動詞の原形 | ・どれ(どちらの…)を~するべきか ・どれ(どちらの…)を~すればいいか |
➄ how to+動詞の原形 | ・どのように~すればいいか(~の方法) ・~の仕方 |
それでは、次の例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・私はどこであなたを待てばいいか教えてください。
「どこで~すればいいか(すべきか)」は③の「where to+動詞の原形」を使います。
従って、
答え. Please tell me where to wait for you.
になります。
too … to 〜(…すぎて〜できない)
「too … to 〜(…すぎて〜できない)」の構文は、入試問題にもよく出題されます。
それでは、次の例題を解いてみましょう。
次の日本語英語に書き換えよ。
・私は忙しすぎてその本を読めませんでした。
「…すぎて〜できない」は、上記で覚えた〈too … to 〜〉を利用するので、
答え. I was too busy to read the book.
となります。
続いて、もう1つ例題を解いておきましょう。
次の日本語英語に書き換えよ。
・その話は私には難しすぎて理解できません。
「…すぎて〜できない」は、〈too … to 〜〉を利用しますが、「私には(意味上の主語)」があるので、〈too … for A to 〜〉とします。
従って、
答え. The story is too difficult for me to understand.
不定詞の意味上の主語がある時は、〈too … to 〜〉の間に挟んであげましょう。
… enough to 〜(〜 するには十分 …)
「… enough to 〜(〜するには十分…)」この表現も入試問題の文法問題でよく出題されます。
それでは、次の例題を解いてみましょう。
次の日本語英語に書き換えよ。
・彼は合格するには十分一所懸命勉強しました。
「〜するには十分…」は、〈…enough to 〜〉を利用するので、
答え. He studied hard enough to pass the exam.
となります。
上記と似たような表現で
「so … as to 〜(とても…なので〜できる)」もあるので覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。