みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「不定詞の名詞的用法」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 不定詞の名詞的用法 ◆
それでは早速やっていきましょう。
不定詞とは
不定詞とは、「to+動詞の原形」のことです。
動詞にtoをつけることで、「名詞・形容詞・副詞」のように使うことができます。
また、不定詞には下記のように
用法 | 意味 |
---|---|
① 名詞的用法 | ~すること |
② 副詞的用法 | ~するために |
③ 形容詞的用法 | ~するための |
全部で3つの用法があります。
それでは、今回はこの中の「名詞的用法」に注目して説明します。
不定詞の名詞的用法とは
不定詞の名詞的用法は「〜すること」と訳します。
それでは、さっそく例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語にせよ。
・私の夢は、医者になることです。
「〜(になる)こと」は「不定詞(to+動詞の原形)」を使います。
従って、
答え. My dream is to be a doctor.
になります。
「S・C・O」の働きをする名詞的用法
不定詞の名詞的用法(to+動詞の原形)は、「S(主語)」「C(補語)」「O(目的語)」の働きをします。
例えば、
To study history is important.
(歴史を勉強することは重要です。)
To study history → 「S(主語)」
My dream is to be a doctor.
(私の夢は医者になることです。)
to be a doctor → 「C(補語)」
He likes to watch movies.
(彼は映画を見ることを好んでいる。)
to watch movies → 「O(目的語)」
このように、不定詞の名詞的用法(to+動詞の原形)は「S(主語)」「C(補語)」「O(目的語)」どこでも使うことができます。
気が付きにくい名詞的用法
名詞的用法の中には、「~すること」と訳していないものがあります。
例えば、
不定詞 | 日本語 |
---|---|
want to 動詞の原形 | 〜したい |
begin to 動詞の原形 | 〜し始める |
need to 動詞の原形 | 〜必要がある |
forget to 動詞の原形 | 〜するのを忘れる |
など、これらも名詞的用法に含まれるので覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。