みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「過去完了形」と「過去完了進行形」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
です。
それでは早速やっていきましょう。
過去完了形の作り方
過去完了形とは「ある過去の基準点より前に起きた出来事」を表す時に使います。
英文では、had+過去分詞を使います。
※ 1つの英文に、過去の文が2つある場合、過去完了形(had+過去分詞)を使う可能性が高くなります。
・基準点より前に起きた出来事 → 過去完了形
過去完了形の用法(①継続 ②完了・結果 ③経験)
過去完了形の用法には、①継続, ②完了・結果, ③経験, ④大過去の4種類があります。
過去完了形の「①継続」について
・彼らは結婚するまでに1年間知り合いでした
この日本語には、2つの過去があることがわかります。
② 一年間知り合いだった。
②の「一年間知り合いだった。」方が、①の「彼らは結婚した。」よりも前の出来事です。
「より前に起きた出来事 → 過去完了形」で書くので、
→ They had known each other for a year before they got married.
になります。
過去完了形の「②完了・結果」について
・私が仕事を終えた時、彼はすでにオフィスを出ていました。
この日本語にも、2つの過去があります。
② オフィスを出ていました。
②の「オフィスを出ていました。」方が、①の「私が仕事を終えた。」よりも前の出来事です。
「より前に起きた出来事 → 過去完了形」で書くので、
→ When I finished my job, he had already left the office.
このようになります。
過去完了形の「③経験」について
・彼女はコックになる前に、2回そのレストランに行ったことがありました。
この日本語にも、2つの過去があります。
② レストランに行った。
②の「レストランに行った」方が、①の「コックになった」よりも前の出来事です。
「より前に起きた出来事 → 過去完了形」で書くので、
英文にしてみると、
→ Before she became a cook, she had been to the restaurant twice.
過去完了形の用法(④ 大過去について)
「① 経験」「② 完了・結果」「③ 継続」は、前の過去から過去まで繋がりがありました。
しかし、繋がりはないけど、「過去よりも前の過去を表現したい場合」には、「④ 大過去」を使います。
・トムは切符を買っていなかったことを知った。
この日本語の2つの過去、
2つ目:切符を買っていなかった。
繋がりはないですが、過去のある時点より前の出来事を表しています。
この場合も同じように「had+過去分詞」を使います。
従って、
→ Tom knew that he had not bought the ticket.
過去完了進行形について
過去完了進行形は、過去のある時点まで動作が継続するときに使われ、
《had+been+動詞のing》で表します。
例えば、
・彼は中国に行った時点で、3ヶ月中国語を勉強していました。
日本語からは、2つの過去とずっと継続していたこともわかります。
2つ目:3ヶ月中国語を勉強していました
従って、過去完了進行形《had+been+動詞のing》を使って表します。
→ He had been studying Chinese for three months when he went to China.
これで今回の説明を終わります。