みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は現在完了形の「経験」の用法について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 現在完了形(経験)について ◆
です。
それでは早速やっていきましょう。
現在完了形「経験」の用法とは
現在完了形の経験用法(~したことがある。)は、「過去から今までにした経験」を表す時に使います。
では、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・京都を3回訪れたことがあります。
「3回、訪れたことがある」というのは、「過去から今までにした経験」を表していることがわかります。
従って、現在完了形(have + 過去分詞)を利用して、
答え. I have visited Kyoto three times.
となります。
「経験」の用法でよく用いられる語
現在完了形(経験)の用法では、下記の2つがよく使われます。
【一つ目】
「何回」のような回数表現は、「数字+times」を使います。
但し、注意点があり「1回、2回」は、「数字+times」を使いません。
・once(1回)
・twice(2回)
・three times(3回)
・ten times(10回)
・many times(何回)
など、
【二つ目】
「ever(今まで)」と「never(一度も~ない)」は、現在完了形(経験)の用法でよく使われます。
使い分けは、
② never → 否定形
です。
では、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・あなたは今まで英語を勉強したことがありますか。
「今までに~したことがある」という日本語から、「現在完了形(経験)の用法」だということがわかります。
従って、現在完了形(have + 過去分詞)を利用して、
答え. Have you ever studied English?
もう一つ、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・私は一度もパンダを見たことがないです。
「一度も~したことがない」という日本語から、「現在完了形(経験)の用法」だということがわかります。
従って、現在完了形(have + 過去分詞)を利用して、
答え. I have never seen a panda.
※「ever」も「never」も過去分詞形の前に入れてましょう。
「have been to」「have gone to」の違い
「have been to」「have gone to」の違いについて説明します。
まず次の二つの例文を見てください。
① He has been to Kyoto.
(彼は京都に行ったことがある。)
② He has gone to Kyoto.
(彼は京都に行ってしまった。)
この二つの文の違いは、
「been」→「~に行ったことがある。(経験)」を表し、
「gone」→「~に行ってしまった。(完了)」を表します。
「been」と「gone 」の違いはよくテストに出るので覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります