みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「第四文型」について学んでいきましょう。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 第三文型(SVO)について ◆
です。
第四文型の形について
まず初めに、第四文型の並びを見ておくと、
「主語+動詞+目的語➀+目的語➁」の順になっています。
目的語が2つ続く日本語訳は、「目的語➀」に「目的語➁」を、と訳します。
では、次の例文が第四文型になっているのか一緒に分けてみましょう。
He brings me the newspaper every morning.
(彼は毎朝私に新聞を持ってきます。)
・主語(S) → He(彼は)
・動詞 (V) → brings(持ってくる)
・目的語➀ (O) → me(私に)
・目的語➁(O) → the newspaper(新聞を)
・修飾語句 (M) → every morning(毎日)
となります。
「目的語➀に目的語➁を~」という形になっているので「第四文型」と判断できます。
では、次に「第四文型から第三文型に変形」について見ていきましょう。
第四文型から第三文型に変形する方法について
「第四文型は第三文型に変形」することができます。
やり方は「目的語➀」と「目的語➁」を入れ替えるのですが、下記のように目的語の間に前置詞(to/for/of)を挿入します。
目的語➁ for 目的語➀
目的語➁ of 目的語➀
それでは、次の例題を「toを使って、第四文型から第三文型に変形」してみましょう。
次の英文を第四文型から第三文型に変形せよ。
He teaches me English.
(彼は私に英語を教える。)
変形させるには、
「me」と「English」を入れ替えると同時に「to」を入れます。
答え. He teaches English to me.
【toを使った理由】
「to/for/of」3つある中で「to」を選んだのか。
・人が目の前にいなくても成り立つ動詞の時は「for」
このような決まりがあります。
では、もう一度先ほどの例題を見てみると、
次の英文を第四文型から第三文型に変形せよ。
He teaches me English.
(彼は私に英語を教える。)
私が目の前にいなければ、英語を教えることはできません。
なので、「to」を利用します。
では、もう一つ例題を解いてみましょう。
次の英文を第四文型から第三文型に変形せよ。
He made me a chair.
(彼は私に椅子を作ってくれました。)
この場合、私が目の前にいなくても、椅子を作ることはできます。
従って、「第四文型から第三文型」に変形させる場合には、「for」を使います。
答え. He made a chair for me.
これで出来上がりです。
ちなみに、「of」を利用するのは「ask」の時だけなので覚えておきましょう。
次の英文を第四文型から第三文型に変形せよ。
May I ask you a favore ?
(あなたにお願いをしてもいですか。)
第三文型に変形させると
答え. May I ask a favore of you ?
になります。
これで第四文型の説明を終わります。
「to」と「for」の使い方を知らない人は多いのでしっかり理解しておきましょうね。