看護受験の面接では、変則的な質問が飛んでくる場合があります。
例えば、
面接官:「最近気になるニュースは?」
受験生:「私が気になるニュースはコロナウィルスのオミクロン株に関する水際対策についてです。」
ここまでは、いつもの流れです。
しかし、その後・・・
面接官:「コロナウィルス関連以外でお願いします。」
受験生からすれば、「質問に答えたのに・・・」と頭が真っ白になります。
これでは、面接官の思う壺ですね。
では、なぜこのような意地悪な質問をするのかというと、面接官はあなたの「対応力」を見ているわけです。
看護師という仕事は、常に患者の急変との戦いでもあります。
患者が心臓発作で倒れた場合、あなたの対応次第では患者の命が救われるわけです。
要するに、変則的なことが起きても冷静に対応できるのかを見ているわけです。
面接官は決して意地悪で、変則的な質問をするわけではなくしっかりと意図があるわけです。
従って、面接対策を行う時には、ありきたりな返事だけを練習するのではなく、変則的な質問にも、スムーズに答えられるように準備しておく必要があります。