今や、看護学校の受験は既に大学を卒業した学生にも人気です。
とりあえず、大学を卒業したけど結局「就職先がない。」「給料が安い」「仕事に魅力を感じない」なんてことも少なくありません。
そこで、一旦大学を卒業けどやっぱり「安定した看護師になろう。」と思うがたくさんいます。
しかし、大卒であることから戸惑うこともあります。
大卒が戸惑う3つのこと。
- ① 大卒なのにもう1度、専門学校で学ぶこと。
- ② 自分よりも学力の低い学生と一緒に取り組むこと。
- ③ 大卒なのに高卒とさほど給料に差がないこと。
上記の3つのうち1つでも考えてしまったのであれば、あなたが看護師になろうする足を引っ張っています。
それでは、詳しく見ていきましょう。
大卒なのにもう1度、専門学校で学ぶこと
日本も大分と資格を取得している人が優遇される時代にはなってきていますが、
中卒 → 高卒 → 専門卒 → 大卒
と、まだまだ学歴社会の風潮は残っています。
そして、この変な固定観念が「あなたが看護師になる。」ことを防いでしまうのです。
「専門学校 = 名前を書けば合格できる」と勘違いしている方もいますが、看護専門学校は全く違います。
「筆記試験・志望動機・面接」
と就活さながらのものをクリアして初めて看護専門学校に合格できます。
平均的な偏差値の大学に行くよりも、看護専門学校に合格する方が難易度は高いです。
大卒なのに自分よりも学力の低い学生と一緒に取り組むこと。
そんな心配は全く必要なく、むしろ、レベルの高い看護専門学校には頭のキレる学生がたくさん在籍しています。
そして、忘れてはいけなことは「看護師になる = 仕事をする」だということです。
どれだけ、勉強が優秀だとしても
気が利かない
会話が苦手
体力がない
では、看護師として働くのは難しくなります。
従って、看護師には学力と人間性の両方が必要とされることを覚えておきましょう。
大卒なのに高卒とさほど給料に差がないこと。
現在看護師の初任給は、
高卒+3年課程の場合 → 26万2277円
大卒の場合 → 27万292円
となり、大卒まで過ごしたのに月給で1万しか変わらないのが現状です。
看護師は看護師になってから初めて評価されるので、大卒も専門卒もあまり変わりません。
なので、大卒だから給料が多いという考え方はNGです。
また、看護師としてのステップアップ
このような構図をもつとスキルアップしていく自分を想像できて楽しくなるかもしれません。
まとめ
大卒だから・・・高卒だから・・・
なんてことはほとんど関係なく、看護師としてどれだけのスキルを持つことができるのが重要です。
もっと言えば、看護学校にも「合格しやすい看護学校」と「合格しにくい看護学校」があります。
従って、看護国家資格を取得してからが勝負なので、看護国家資格が一番身近となる看護学校を選んだ方が明るい未来が近いのです。