看護学校受験を目指す「高校生・社会人」にとって志望動機は最大の難関となります。
ここでは、「看護学校受験生が志望動機を書く前に知っておきたい5つのポイント」をまとめています。
看護受験は就職活動そのもので、面接官の心に響く志望動機を作らなければ、看護学校の入試に合格することが難しくなります。
看護学校受験生が志望動機を書く前に知っておきたい5つのポイント
- ① 面接官が読みやすい志望動機
- ② 具体的な志望理由
- ③ 第一志望に選んだ理由
- ④ 看護師を目指す上で現在取り組んでいること
- ⑤ 看護学校に入学してからの目標
それでは、詳しく見ていきましょう。
面接官が読みやすい志望動機と読みにくい志望動機
面接官もあなたと同じ人間であることから、志望動機は読みやすい文章にする必要があります。
例えば、
悪い例:看護師になりたいと思いました。私が学生時代からずっと憧れていました。
良い例:私は学生時代から看護師になることを目標にしていました。
悪い例の文章は、自分の思うがままに書いた文章であり文章力の低さが目立つ文です。
良い例の場合は、「看護師になりたい気持ち」と「これまでの努力」も伝わる文章です。
同じ日本語でも、大きな違いが出ます。
そこで、志望動機は「読みやすく気持ちの伝わる文章」にする必要があります。
志望理由には具体的な理由が必須
志望動機には具体的な理由を含む必要があります。
例えば、上記の
私は学生時代から看護師になることを目標にしていました。
この文章だけでは「なぜ看護師になりたいのか。」は面接官に伝わりません。
そこで、重要になってくるのが「看護師になりたいと思った事例」です。
・〇〇のボランティアで△△の経験をしたからです。
・〇〇の病気がきっかけで△△の経験をしたからです。
のように志望動機に「ある事例」を含むことであなたの志望動機に深みを持たせることができます。
志望理由には第一志望に選んだ理由を入れてあげよう。
看護学校の志望動機書には「看護師志望動機」と「学校志望動機」が
混合しているパターン
別々になっているパターン
の2パターンあります。
もし仮に、あなたが受験する看護学校が「混合しているパターン」であればできる限り、
志望動機の中に「第一志望に選んだ理由」も含んだ方が面接官の印象は高くなります。
受験する地域にもよりますが看護学校がたくさんあることから「熱意のある学生」を求めています。
看護師を目指す上で現在取り組んでいることもピックアップしておこう
志望動機は、受験前に看護学校に提出するもので面接時にはすでに面接官が目を通している状態です。
仮に、あなたに魅力を感じなければ不合格になる可能性が高くなります。
例えば、
・ハワイへ旅行したい。
・今後ハワイに行こうしている。
このように考えた時、あなたはどのような行動をしますか?
おそらく、インターネットや雑誌、ホテルの情報など調べるはずです。
にもかかわらず、看護師になる予定なのに「看護師の仕事内容」や「看護師の活躍」などをまったく知らないとなれば、
看護学校の面接官も「本当に看護師になりたいのかな??」と疑問に思います。
そうならないためにも、事前に看護師のことは知っておきたいところです。
看護学校に入学してからの目標も事前にたてておこう
志望動機には、文字数がある程度決まっています。よって、「あれもこれも」詰め込むことはできません。
一般的には「400字から600字」ぐらいです。看護学校の入学願書によっては、下線やマスがないこともあります。
文字数が少ない志望動機書の場合にはおそらく看護学校に入学してからの目標を含むことはできませんが、
文字数が多い場合には、必ず目標も書いた方がいいでしょう。
目標を明確にすることで、志望動機の中に「看護師になりたい強い思いを伝えること」ができ面接官からの印象が上がります。
まとめ
看護学校の入試は、就職活動と同じく志望動機が本当に大切です。
志望動機の中にあなたの看護師になりたい気持ちをしっかりと含むことで合格できる確率が上がります。
だけど、どうしても書けないなんて不安に駆られた時には、看護予備校のKAZアカデミーに是非お問い合わせください。
あなたが看護師になれる確率を上げるお手伝いができるでしょう。