看護予備校のKAZアカデミーが「AO入試・公募入試・社会人入試・一般入試」の小論文対策のために「看護・医療系小論文の構成と解答例」を提供します。
小論文が苦手な学生は、読むだけでも勉強になるので是非参考にして下さい。
今回の看護・医療系小論文の解答例は「あなたが心がけている会話術」です。
小論文はいきなり文章を書くのではなく、必ず段落の構成を考えてから書きましょう。
また、小論文が苦手な学生は、下記の「あなた専用の小論文ノート」から学習することができます。利用者は小論文が見違えるように上達しています。
今回は下記のような構成で小論文を作成しました。
導入段落
・会話の技術が大事だって話。
・3つの大切なポイントを紹介。
相手を尊重すること
・どうしてこれが大切か説明。
・ちゃんと相手を見て、うなずいたりする方法を例に挙げる。
・人の話を下に見ない理由。
明確に意見を伝えること
・しっかりと意思表示することの大切さ。
・曖昧な話し方より、はっきりした話し方の方がいいって例。
積極的に話を聞くこと
・他人の意見を大事に聞くこと。
・話を中断せず、ちゃんと返事すること。
・質問して興味を示す方法。
結論
・3つのポイントをまとめて、その効果について自分の考え方を伝える。
お題:あなたが心がけている会話術(800字)
【解答例】
ある一定の会話術を習得しておくことは、話し相手と円滑なコミュニケーションを行う上で必要不可欠である。その中でも、私が心がけている会話術は、相手を尊重すること、明確に意見を伝えること、そして積極的に話を聞くことの3つである。
まず、相手を尊重することが最も大切であると私は考えている。相手が話している時には、目を合わせたり、うなづいたり、相づちを打ったりすることで、自分が真剣に聞いていることを示すことができる。また、相手が発言した内容に対して、批判的な態度をとらないことも重要だ。相手がどのような立場にいるのかを理解し、それに配慮することで、相手とのコミュニケーションが円滑になるのである。
次に、物事を明確に伝えるということも重要である。言葉遣いや話し方に気を遣うことで、相手に正確に自分の意図を伝えることができる。また、相手に誤解を招かないように、伝えたいことを簡潔かつ具体的にまとめることも重要だ。例えば、「どこかに行きたい」という漠然とした希望ではなく、「今週末に東京タワーに行きたい」のように具体的に伝えることで、相手は理解しやすくなる。
最後に、積極的に相手の話を聞くことが大切である。相手が話している時に、自分の意見を押し付けたり、話を遮ったりすることは避けるべきだ。相手が話をしている間は、自分自身の考えや反応を整理し、相手が話し終わったら、相手の話に基づいた的確なコメントを返すようにしなければならない。また、相手が話し終わった後に質問をすることで、相手の話に興味を持ち、深く理解しようとしているということを示すこともできる。
以上のように私は、相手を尊重すること、明確に意見を伝えること、積極的に話を聞くこと、という3つの会話術を心がけている。これらの会話術を身につけることで、相手とのコミュニケーションがスムーズになり、より良い関係を築くことができる、と私は考える。