本日は、看護受験を考える皆さんの質問に看護予備校のKAZアカデミーが答えていきます。
「総合型選抜【旧AO入試】は受験した方がいいのですか?」
との質問ですが、総合型選抜【旧AO入試】は一見簡単そうに見える入試なのですが、
受験生に求められる条件が多く、募集人数も少ないことから、合格するのは難易度が高めです。
なので、ご自身が他の受験生と比べて何かに特化していなければ合格することが難しいと考えていいでしょう。
それでは詳しく見ていきましょう。
高校生が総合型選抜【旧AO入試】で合格するための条件。
高校生が総合型選抜【旧AO入試】で合格するための条件としては、下記の3つの中で2つは満たしていたいところです。
① 評定平均:3.5以上
② 語学系の資格:英検なら2級以上 TOEICなら550点
③ 活動実績:部活動の大会での実績・ボランティア活動など
もちろん、評定平均が「3.0」で合格している学生もいますが、その場合には別の部分で優れている可能性が高いです。
例えば、「無遅刻・無欠席」これは社会に出るうえで非常に重要なことです。
なので、これから総合型選抜【旧AO入試】で合格を目指す学生は、「無遅刻・無欠席」を目指して下さい。
看護学校の総合型選抜【旧AO入試】では、大きな武器となります。
社会人が総合型選抜【旧AO入試】で合格するための条件。
社会人が総合型選抜【旧AO入試】で合格するための条件としては、下記の5つの中で3つは満たしていたいところです。
① 卒業した大学のレベルや難易度の高い会社へ就職している
② 語学系の資格:英検なら2級以上 TOEICなら550点
③ 過去の活動実績:部活動の大会での実績・ボランティア活動など
④ 年齢:33歳以内
⑤ 看護師に繋がる医療従事者として必要な資格の保有
社会人の場合、高校生と比べて、総合型選抜【旧AO入試】で合格する難易度ははるかに高くなります。
従って、今後の「社会人入試」や「一般試験」に向けてモチベーションを上げるために利用するのも1つの方法です。
まとめ
総合型選抜【旧AO入試】は、『調査書(書類)+レポート+面接』で行われることから、
一般の勉強をしなくても「合格できるんじゃないのか?」
と思われがちですが、総合型選抜【旧AO入試】を受験するということは、すでに一般の勉強はできている上の話ととなります。
なので、あなたの履歴から学力が不十分と判断された時点で不合格になる確率は大です。
一歩間違えれば、大切な「受験勉強の時間」と「受験費」を失うこととなるのでよく考えた上で受験することをお薦めします。