みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は仮定法の「仮定法未来」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 仮定法未来について ◆
それでは早速やっていきましょう。
仮定法未来とは
「仮定法未来」とは、まだ起きていない未来のことを表し、「実現する可能性の度合い」によって、英文が異なります。
実現する可能性が低い未来「should」
実現する可能性が低い未来には、「should」を使って「仮定法未来」を作ります。
・If +主語+should〜, 主語+would …
日本語訳:万一〜なら
となります。
それでは例題を解いてみましょう。
次の日本語を英文にせよ。
• 万が一雪が降るならば、家にいるつもりだ。
日本語「万が一雪が降る」の部分から、実現する可能性としては低いですが、可能性が0%ではありません。
従って、「should」を使って英文を作ります。
答え. If it should snow, I would[will] stay at home.
となります。
「would」と「will」の使いわけ
would → あくまで仮の話として言う場合
will → 万一の事態が現実に起きた場合を想定して言う場合
です。
「could」と「can」にも同じことが言えます。
実現する可能性がない未来「were to」
実現する可能性がない未来には、「were to」を使って「仮定法未来」を作ります。
・If +主語+were to〜, 主語+would …
日本語訳:もし〜するようなことがあれば
となります。
それでは例題を解いてみましょう。
次の日本語を英文にせよ。
•もし太陽が輝かなくなれば、私たちは死ぬだろう。
現在の科学的な理解によれば、太陽が輝かなくなることはありません。
従って、この日本語の文は、実現する可能性がない未来なので、「were to」を使って英文を作ります。
答え. If the sun were to stop shining we would die.
となります。
「should」と「were to」につくifは省略できる
「should」と「were to」につくifは省略できます。
① 〈If + 主語 + should +動詞の原型 〜〉
→ 〈Should +主語+動詞の原形 〜〉
② 〈If +主語 +were to + 動詞の原型 〜〉
→ 〈 Were +主語+to +動詞の原形 〜 〉
これらの形を見つけた時は省略されていると気付きましょう。
これで今回の説明を終わります。