みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「補語となる現在分詞と過去分詞」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 補語となる現在分詞と過去分詞 ◆
それでは早速やっていきましょう。
補語の復習「主語 = 補語」「目的語 = 補語」
高校英語の第五文型の授業で、「補語」は「主語」や「目的語」を説明するものと学びました。
それでは、例文を見て「補語」の復習してみましょう。
・I am Kumi.
(私はクミです。)
細かく分けてみると、
S(主語): I(私は)
V(動詞): am(です)
C(補語): Kumi(クミ)
I(主語) = Kumi(補語)
従って、
「補語」が「主語」のことを説明しています。
もう1つ例文を見てみましょう。
・I call you Ken.
(私はあなたをケンと呼びます。)
細かく分けてみると、
S(主語): I(私は)
V(動詞): call(呼ぶ)
O(目的語): you(あなたを)
C(補語): Ken(ケン)
you(目的語)= Kumi(補語)
「補語」が「目的語」のことを説明しています。
「主語の補語」となる「現在分詞と過去分詞」
「主語の補語」となる「現在分詞と過去分詞」では、「主語 = 補語」の関係が成り立っています。
①「主語が〜する」なら「現在分詞」を使います。
「主語(S)+ 動詞(V)+ 現在分詞(C) ~」
②「主語が〜される」なら「過去分詞」を使います。
「主語(S)+ 動詞(V)+ 過去分詞(C) ~」
それでは、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・彼女は歌いながら歩きました。
それぞれ細かく分けてみると、
S(主語): She(彼女は)
V(動詞): walked(歩いた。)
C(補語): singing(歌いながら)
「S(主語): She」=「C(補語): singing」の関係が成り立っています。
従って、
答え. She walked singing.
もう一つ、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・ドアは閉じられたままです。
それぞれ細かく分けてみると、
S(主語): The door(そのドアは)
V(動詞): keeps (~のままです。)
C(補語): closed(閉じられた)
「S(主語): The door」=「C(補語): closed」の関係が成り立っています。
従って、
答え. The door keeps closed.
「目的語の補語」となる「現在分詞と過去分詞」
「目的語の補語」となる「現在分詞と過去分詞」では、「目的語 = 補語」の関係が成り立っています。
①「目的語が〜する」なら「現在分詞」を使います。
「主語(S)+ 動詞(V)+ 目的語(O)+ 現在分詞(C) ~」
②「主語が〜される」なら「過去分詞」を使います。
「主語(S)+ 動詞(V)+ 目的語(O)+ 過去分詞(C) ~」
それでは、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・彼は私を待たせままにした。
それぞれ細かく分けてみると、
S(主語): I(彼は)
V(動詞): kept(~のままにした)
O(目的語): me(私を)
C(補語): waiting(待っている)
「O(目的語) : me」=「C(補語): waiting」の関係が成り立っています。
従って、
答え. He kept me waiting.
もう一つ、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・私は部屋を掃除して欲しいです。
それぞれ細かく分けてみると、
S(主語): I(私は)
V(動詞): want(欲しいです)
O(目的語): the room(部屋を)
C(補語): cleaned(掃除される)
「O(目的語): the room」=「C(補語): cleaned」の関係が成り立っています。
従って、
答え. I want the room cleaned.
「現在分詞・過去分詞」には、「主語・目的語」の説明をする「補語」の役割があることを覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。