看護学校の受験対策、高校の英文法|25.受動態の基本形

Author:看護予備校KAZアカデミー

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みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。

今回は「受動態の基本形」について説明します。

この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、

です。

それでは早速やっていきましょう。

能動態と受動態の違い

まず初めに、能動態と受動態の日本語の違いを覚えておきましょう。

能動態:人や物が何かをする時に使います。
日本語訳 → 〇は~する。
受動態:人や物が何かをされる時に使います。
日本語訳 → 〇は~される。

それでは「能動態と受動態」の違いを日本語の文を読んで判断してみましょう。

例 ①

・私はリンゴを食べた。

この文では「自分は何かをしている(私は~食べた。)」ことがわかります。

従って、「能動態」と判断できます。

例 ②

・リンゴは私に食べられた。

この文から「物が何かをされる(リンゴは~食べられた)」ことがわかります。

従って「受動態」と判断できます。

続いて、受動態を英文で作ってみましょう。

受動態の作り方

受動態(~される/た)を英文で作るには、

「be動詞 + 過去分詞 + by」

の形を使いますが、2つポイントがあります。

目的語を主語にする

動詞を過去分詞に変える

です。

それでは、さっそく例題を解いてみましょう。

例題 ①

次の英文を受動態にせよ。

・John eats an apple.
(ジョンはリンゴを食べる。)

受動態に書き換えるためには、「be動詞 + 過去分詞 + by」が必要でした。

従って、

答え. An apple is eaten by John.(リンゴはジョンに食べられる。)

となります。

仮に、この英文を過去形(~された)にしたい場合は、

be動詞を過去形にするだけす。

→ An apple was eaten by John.(リンゴはジョンに食べられた)

byが要らない例外

受動態の基本的な形は、「be動詞 + 過去分詞 + by」ですが、

① 文の主語が明確でない場合
② 極めて一般的な事実の場合

この2つの場合には、「by~」を書く必要がありません。

それでは、一つずつ例文を見てみましょう。

① 文の主語が明確でない場合の例文

例 ③

・Someone broke the vase.
(誰かが花瓶を壊した。)

この文章では、誰が花瓶を壊したのか明確ではありません。

従って、受動態にした場合、

→ The vase was broken.

で完成です。

② 極めて一般的な事実の場合の例文

例 ④

・Rain falls from the sky.
(雨は空から降る。)

この文章の「雨は空から降る。」は一般的です。

従って、受動態にした場合、

→ Rain is fallen form the sky.

で完成です。

次回以降も受動態について説明するので、しっかり基本形を覚えておきましょう。

これで今回の説明を終わります。

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