みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「受動態の基本形」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 受動態の基本形 ◆
です。
それでは早速やっていきましょう。
能動態と受動態の違い
まず初めに、能動態と受動態の日本語の違いを覚えておきましょう。
日本語訳 → 〇は~する。
日本語訳 → 〇は~される。
それでは「能動態と受動態」の違いを日本語の文を読んで判断してみましょう。
・私はリンゴを食べた。
この文では「自分は何かをしている(私は~食べた。)」ことがわかります。
従って、「能動態」と判断できます。
・リンゴは私に食べられた。
この文から「物が何かをされる(リンゴは~食べられた)」ことがわかります。
従って「受動態」と判断できます。
続いて、受動態を英文で作ってみましょう。
受動態の作り方
受動態(~される/た)を英文で作るには、
「be動詞 + 過去分詞 + by」
の形を使いますが、2つポイントがあります。
目的語を主語にする
動詞を過去分詞に変える
です。
それでは、さっそく例題を解いてみましょう。
次の英文を受動態にせよ。
・John eats an apple.
(ジョンはリンゴを食べる。)
受動態に書き換えるためには、「be動詞 + 過去分詞 + by」が必要でした。
従って、
答え. An apple is eaten by John.(リンゴはジョンに食べられる。)
となります。
仮に、この英文を過去形(~された)にしたい場合は、
be動詞を過去形にするだけす。
→ An apple was eaten by John.(リンゴはジョンに食べられた)
byが要らない例外
受動態の基本的な形は、「be動詞 + 過去分詞 + by」ですが、
② 極めて一般的な事実の場合
この2つの場合には、「by~」を書く必要がありません。
それでは、一つずつ例文を見てみましょう。
① 文の主語が明確でない場合の例文
・Someone broke the vase.
(誰かが花瓶を壊した。)
この文章では、誰が花瓶を壊したのか明確ではありません。
従って、受動態にした場合、
→ The vase was broken.
で完成です。
② 極めて一般的な事実の場合の例文
・Rain falls from the sky.
(雨は空から降る。)
この文章の「雨は空から降る。」は一般的です。
従って、受動態にした場合、
→ Rain is fallen form the sky.
で完成です。
次回以降も受動態について説明するので、しっかり基本形を覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。