みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「第二文型」について学んでいきましょう。
この授業で覚えてて欲しいラインアップは、
◆ 第二文型(SVC/非人称のit)について ◆
です。
それでは早速やっていきましょう。
第二文型の形について
まず、第二文型の英文の並びを見ておくと、
「主語+動詞+補語」の順で作ります。
補語とは「主語や目的語」を説明しているもので、
第二文型の場合は、「主語」を説明します。
また、補語になれる品詞も決まっており、「名詞か形容詞」に限られています。
補語 → 「主語や目的語」を説明しているもの
補語になれる品詞 → 「名詞か形容詞」
それでは、例文を見てみましょう。
(あなたは若く見える。)
この「young(若い)」は、何のことを指すかわかりますか?
そう。
You(主語)のこと言っていますよね。
なので「young」は補語になります。
もう1つ例文を見てみましょう。
(それは美しい湖で有名になった)
主語(S) → It(それは)
動詞 (V) → became(~になった)
famous(有名)は何のことを指すかわかりますか?
「It(それは)」の主語ですね。
従って、今回の英文も
・主語(S) → It
・動詞 (V) → become
・補語 (C) → famous
の順なので、第二文型となります。
ちなみに、補語は英語で(complement)なので「C」で表されます。
修飾語句について
さて上記の英文で、「for its beautiful lake」の部分も気になったと思います。
この部分は、修飾語句(何かを飾る言葉)と言います。
先ほどの例文
(それは美しい湖で有名になった。)
別に、「for its beautiful lake(美しい湖)」がなくても
It became famous.(それは有名になった。)
だけで、文章として伝わりますが、修飾語句を加えることでさらに細かい情報を伝えることができます。
なので、イメージとすれば、
になっていると思ってもいいかもしれません。
ちなみに「for ~~」「with ~~」「in ~~」のような形は、修飾語句になることが多いので覚えててください。
非人称のitについて
最後に非人称のitを説明します。
「It」 は「それは、それに/を」という意味ですが、
「時間や距離、天気、環境」など伝える場合、
itを訳さない場合があります。
例えば、
It is 10 kilometers.(10キロメートルあります。)
It is fine.(晴れです。)
It was cool in the train.(電車の中は涼しかった。)
などは、「It」 を「それは」と訳すことができません。
このように形式的な主語も長文ではよく出てくるので覚えておきましょうね。
「時間や距離、天気、環境」の場合、「It」は訳さない。
これで第二文型の説明を終わります。