まず初めに、看護受験面接で変わった質問を行う意図が気になりますよね。
変則的な質問の場合「落とすためなの!?」と受験生は心配しますが、それは全く違います。
この質問は、看護学校の面接官が受験生の資質を見抜くためです。
一般的な質問は多くの受験生が練習していることから安易に答えられますが、変則的な質問はそうはいきません。
そこで受験生の本質的な部分を探りたいことからあえて事前準備できない質問をするケースがあります。
では、面接官がどんな感じて受験生を観察しているのかを把握しておきましょう。
変な質問を聞かれた時の反応
看護師は医療現場で働くことから、患者様の急変など日々予測できないことが起きます。
そこで予測できないことが起きたときに冷静に対応できるのかを確かめています。
なので、
どんな質問がきても落ち着いて答える。
まずこれを常に意識しましょう。
変な質問に対しての受け答えには注意が必要
看護学校を受験する皆様は、受験の日まで面接練習を繰り返し行うでしょう。
だからこそ、変則的な質問が飛んでくると
「練習していたのとまったく違う・・・」
そして混乱から「自分が言いたいことと違うことを言ってしまう」ことがあります。
変に答えてしまうと「看護師になりたい熱意」や「協調性」まで伝わらなくなります。
よって、普段から変則的な質問に対しても自分が言いたい方向へ導けるようにしておきましょう。
変な質問をされた時こそ素がでないように注意
自分が予想もしていない質問が面接官から飛んできた場合。
「えっ??」
と聞き返してしまう学生も少なくありません。
この時点であなたの普段の話し方や態度がばれます。
特に面接で話すときは口調は気を付けるべきで、仮に準備していない質問だったとしても丁寧な言葉遣いで、
相手に分かりやすく論理的に説明できるコミュニケーション能力を普段から癖付けておきたいところです。
変な質問に対して期待しているのは対応力
ただ単に、あなたを不合格にするために「変な質問」をするわけではありません。
変わった質問をすることで、受験生のいろいろな能力が見えてきます。
例えば
臨機応変の力
発想力
柔軟性
自己分析力
プレゼン力
地頭の良さ
など、そこには看護師として必要であるものが含まれています。
これらをスムーズにこなすことができれば面接官もあなたに患者様をお預けても安心だと感じ、その結果看護受験に合格することができます。
看護受験は面接からすでにあなたの看護師としての資質を求められています。