看護師を目指す学生が、なぜ「病院奨学金」を利用するのか徹底検証。

Author:看護予備校KAZアカデミー

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本日も看護予備校KAZアカデミーがこれから看護学校の受験を目指す学生にリアルな看護学校受験情報をお伝えいたします。

今回は「病院奨学金」についてです。

「病院奨学金」とは、

病院が勉強を頑張る学生に、専門学校でかかる費用(授業料)を代わりに払ってくれる制度です。

めちゃくちゃお得ですね。

「病院奨学金」の最大のメリットは

1.授業料がタダになる
2.面倒くさい就活をしなくてよい
3.「専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金・病院奨学金」3つ併用できれば生活費も出てくる

この3点です。但し看護学校によって条件は異なります。

それでは「病院奨学金」について詳しく見ていきましょう。

1.病院奨学金はどの看護学校でも使えるの!?

病院奨学金はほとんどの学校利用することができます。

その理由は、多くの看護専門学校には病院が付属しており、

その付属している病院から奨学金を利用するかどうかのお声がかかります。

病院奨学金【POINT1】

附属病院があれば病院奨学金は必ず利用できる。

2.病院奨学金を利用するとその病院に勤務しないといけないのは本当!?

見ず知らずの学生の授業料を代わりに支払ってくれるのには理由があります。

病院側は、授業料は学生に投資する代わりに「お礼として約3年間は同系列の病院で働いてほしい。」という背景があります。

これを「お礼奉公」といいます。

お金がもらえる。そして就職先も決まる。

なので、願ったり叶ったりなわけです。

中には病院奨学金がない学校もあるので、その場合には病院奨学金を出してくれる病院を自分で探す学生もいます。

病院奨学金【POINT2】

病院奨学金が借りれたら同時に就職先もゲット

3.「専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金・病院奨学金」3つ併用できれば生活費も出てくる

奨学金を利用するならば、とにかく無料で看護学校に通って就職先まで決めたいところですね。

そこで、看護受験生にとって大切なのは、

「専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金・病院奨学金」の3つが併用できるかです。

場合によっては併用できない可能性があるので注意が必要です。

それではお金の流れを見てみましょう。

このように「病院から専門学校側の支払いされる場合」「病院から個人へ直接支払いされる場合」で併用できるのかが決まります。

しかし、多くの場合「病院から個人」に支払われるので「専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金・病院奨学金」の3つを併用することが可能です。

「専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金」が気になる方は下記よりどうぞ。

専門実践教育訓練給付金を利用すればタダで看護師を目指せるって本当!?

看護師を目指す人は「教育訓練支援給付金」をフル活用。

病院奨学金【POINT3】

すべてを併用するなら病院から個人に支払われる看護学校を選ぼう

4.病院奨学金を借りて途中で辞めたらどうなるの!?

病院奨学金の利用の有無はあなた自身が決めることです。

なので、途中で辞めるということは想定されていないことから返金の必要があります。

なので利用する時にはよく考えてから利用しましょう。

とはいっても、看護学校を卒業して一人前の看護師になるには数年かかります。

なので、慣れ親しんだ看護学校の附属病院で働きながら技術を覚える方が効率はいいでしょう。

病院奨学金【POINT4】

契約書をしっかりと確認してから利用しよう。

6.まとめ

病院奨学金があれば、学費の工面の少なく抑えれますね。そして「専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金・病院奨学金」の3つを併用すればさらに学費を安く抑えることができます。

とはいっても看護学校に合格しなければなりせん。

環境にもよりますが、もしあなたが「大阪市在住・ひとり親家庭」であれば看護予備校に通う費用だって無料で通うことできます。

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当看護予備校では、毎年多くの社会人が看護学校に合格するために勉強しにきます。

もしあなたが看護学校の受験を考え不安に思っているのであれば、いつでも気軽にご連絡ください。

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