看護師になるには、文系に進学するよりも、理系の方が後々楽ができます。
その理由は、
看護学校の受験では、「数学」や「生物」「化学」の試験がある。
(※入試では、「数学」「生物」「化学」3つのうちどれか1つを選択することが多いです。)
学校に入学してからは、「生化学」や「解剖生理学」がある。
からです。
但し、看護受験においてメリットだけではありません。
理系への進学した場合、看護受験に必要がない範囲も学習する。
看護受験は「数学Ⅰ・A」だけを理解していれば良いのですが、
理系では、「数学Ⅰ・A(高校一年生)」以外にも、「数学Ⅱ・B・数学Ⅲ・C」まで学びます。
各学年で学ぶ範囲 | 看護受験に必要かどうか。 | |
---|---|---|
高校1年生 | 数学Ⅰ・A | 〇(絶対に必要) |
高校2年生 | 数学Ⅱ・B | △(ごく稀に必要) |
高校3年生 | 数学Ⅲ・C | ×(必要なし) |
よくある失敗は、「数学Ⅱ・B(高校2年生)・数学Ⅲ・C(高校3年生)」を勉強しているうちに、「数学Ⅰ・A(高校1年生)」を忘れてしまうことです。
従って、常に「数学Ⅰ・A(高校1年生)」の復習をしておくべきです。
次に、理系ではなく文系に進んだ場合はどうなるのか。
文系に進むと看護学校の受験は不利になる!?
理系と比べると不利な部分はありますが、看護受験の全体の受験生を見るとそうでもありません。
その理由は、
受験生の大半が文系なのです。
また、高校1年生では、全員が「数学Ⅰ・A」を学ぶので、文系だとしても看護師を目指すことは十分に可能です。
まとめ
看護師は、数学や生物、化学の知識が必要とされるので、理系に分類されますが、受験生の大半が文系という面白い仕組みになっています。
従って、これから文系か理系を選択できるのであれば、理系に進み尚且つ、看護師を目指すのが一番有利になります。