その2 形容詞的用法
形容詞的用法では、『~するための、~すべき』と訳し、『名詞を修飾したり、補語C』になったりします。
形容詞的用法(名詞を修飾バージョン)
■ その都市には、見るための(べき)物がたくさんある。
→ There are many things to see in the city.
※「to see」が「things」を修飾しています。
形容詞的用法(補語バージョン)
■ あなたは下に降りて来るべきです。
→ You are to come downstairs.
※「あなたは = 来るべき」と、主語を補語しています。
形容詞的用法によく使われる単語
形容詞的用法には、『something / anything / nothing・・・』などがよく使われます。
「something = 何か」を使った例文
■ 私は何か食べる物がほしいです。
→ I want something to eat.
※「to eat」が「something」を修飾 しています。
『anything = 何か』の例文
■ 私は何も食べる物がほしくないです。
→ I don’t want anything to drink.
■ あなたは何か食べる物がほしいですか。
→ Do you want anything to drink?
※「否定文」と「疑問文」にはanythingを使います。
『nothing = 何も~ない』の例文
■ 私は何も食べる物がほしくないです。
① I don’t want anything to drink.
② I want nothing to drink.
「not~anything」と「nothing」は両方、「何も~ない」と訳します。入試の書き換え問題でもよく出題されます。