指示語・接続後①の解説

Author:看護予備校KAZアカデミー

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森林浴の効果と都会環境 設問別・要点解説

全体の流れ(まずここを押さえる)

・筆者は森林浴の効き目を調べ、フィトンチッドの作用を知ります。

・しかし、それだけでは説明できない働きもあります。例えば、自律神経や精神、脳波への作用です。

・一方、視覚の面では「森の緑」が目の疲れを休ませます。

・さらに、「都会の人工環境は森林に似ているらしい」という見方を述べ、その証拠として生き物の例(深い森の生物・ハシブトガラス)を挙げます。

1⃣ 問題(1)

【接続語 A】

・直前は「フィトンチッドで活力が高まる」という好ましい内容。
・直後は「それだけでは説明できないことも多い」という向きの変化。
→ 内容の転換を示す逆接なので「しかし」。
(他が×の理由:例示でも理由でも選択でも視点転換でもない)

Aの解答 → オ(しかし)

【接続語 B】

・「説明がつかないこと」の具体例を示す位置。
→ 例示の「例えば」。

Bの解答 → ア(例えば)

【接続語 C】

・前文=体内の働き(自律神経・精神・脳波)。
・後文=視覚面の働き(目の疲れ)。
→ 同じテーマの別側面への切り替えなので「一方」。
(「あるいは」は選択・推量の響きがあり不自然)

Cの解答 → エ(一方)

問題(2)

【線①「彼ら」】

指す内容=ジャングルの森から草原へ進出したサル
・代名詞は直前の複数名詞を受けるのが基本。意味も人数も一致します。

解答 → 初めの四字:ジャングル / 終わりの四字:したサル

問題(3)

【線②「その証拠」】

①「何の証拠か」(「〜証拠」に続ける形で書き抜き)
・内容=都会の人工的な環境は森林によく似ている証拠。

解答 → 初めの四字=都会の人 / 終わりの四字=似ている

②「その証拠」の例(A・B 三字以内で書き抜き)

解答 → A=森林性(Aのハシブトガラスは本来「森林性」)
解答 → B=都会(B=都会で繁栄している)

2⃣

(1)ちつじょ
(2)じゅんかん
(3)たくわ
(4)保障
(5)耕

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