◆ もくじ ◆
社会人入試に受かる人は看護受験の知識を持っている。
初めて受験する人は、「筆記試験だけに力を入れがち」です。
看護受験では「筆記科目」とは別に「志望動機書の作成と面接」に力を入れなければならないのです。
まずは、受かる人と落ちる人の志望動機の内容はどのようなものなのか、を分析してみましょう。
合否を分ける志望動機の違い
受かる志望動機と落ちる志望動機には大きな違いがあります。
『受かる志望動機』には、看護師になりたい理由が含まれている。
『落ちる志望動機』には、看護師以外の職業でも良い理由しか書けていない
のです。
では、例文を見てみましょう。
「子供の育児がひと段落したことから、何かやりがいのある仕事に就きたいと考え、人と接する仕事が好きなので看護師になりたいと思いました。」
のような志望動機があった場合、あなたならどう感じますか?
この志望動機では、「何が何でも看護師でなければいけない。」とは感じません。
① やりがいのある仕事は看護師以外にもいくらでもある。
② 人と接する仕事もいくらでもある。
と判断されてしまいます。
続いて、
私の母は、1年前に乳癌を患いました。精神的にも落ち込み何も手につかない毎日が続きました。
私は母に少しでも長生きをして欲しいと考え、手術を進めていましたが頑なに拒否をされました。
そんな、母に勇気を与えてくれたのが担当の看護師さんでした。
母は手術で乳房を全摘出し、今では趣味のゴルフも楽しみ、私たち家族も何事もなかったかのように笑顔で暮らすことができています。
もちろん、医師の手術により母は助かりましたが、母が手術に至るまでの行動を促してくれたのは紛れもなく看護師です。
私はこれらの経験から、看護師になり日々病を抱え不安を抱いている方に医療の正確な知識を伝えて、精神的に緩和し治療ができる環境をつくることのできる看護師になりたいと考えました。
【例1】と【例2】を比較すると、明らかに後者の方が看護師になりたい理由が伝わってきます。
「志望した動機が看護師の仕事じゃなくても可能な内容」ではなく、
「志望した動機が看護師の仕事でなければならない内容」を書き、その中にしっかりと自分の思いを書く必要があります。
合否を分ける面接での受け答えを分析
看護師に求められる性格や能力は、
・体力、精神面での強さ
・日々「学び続ける」姿勢
・協調性、コミュニケーション能力
・責任感がある
などですが、特に面接で評価されやすいのは協調性や責任感を感じられる人です。
ですので、
「部活の部長を任されていた」 → 責任感がある
「個人プレーよりチームワークを大切にしてきた」 → 協調性がある
のような自己PRの内容にしましょう。
よく、面接で面接官の同情をかいたくて、自身の病気の話を延々と話す方がいますが、これは絶対にNGです。
面接官は、「体は健康でハードな仕事にも耐えられるような精神力をもっている学生」なので、
エピソードから同情をひいて合格することは絶対にありません。
むしろ、面接官に心配され、看護師の仕事よりも楽な仕事を探した方がいいのでは?
とすら思われてしまいます。
看護学校の社会人入試に受かるためにの近道が知りたい。
『看護専門学校だから合格しやすい。』
これは、絶対にありえません。
近年、看護師受験人気から、専門学校受験で一番難しいのが看護受験です。
でも少しでも受かりやすい方法は!?
と考えるのが普通です。
実は、看護受験に合格している多くの学生が看護予備校に通います。
看護予備校に通えば、看護受験までの計画を立ててくれ、さらに合格に必要なことを教えてくれます。
看護予備校に通うことが一番効率が良いとされています。
勉強だけであれば自分で何とかできるかもしれませんが、受かるためには「志望動機書作成と面接対策」が必要です。
これは自分ではどうすることもできない内容なのです。
看護学校の社会人入試に受かるためにはどんな看護予備校に行くべきなのか。
何といっても毎年多くの社会人を輩出している看護予備校が良いです。
例えば、当看護予備校であれば毎年200人以上の学生が看護学生として受かっています。
なぜこれほど合格者が出るのかは、情報量の違いです。
情報量があればあるほど看護受験には合格しやすいのです。
そして同じ看護学校を受験する学生が周りにたくさんいることでモチベーションの保つことができ社会人入試にも自信をもって挑むことができます。
まとめ
社会人入試に受かるためには、筆記テスト以外に「志望動機書の作成と面接対策」が必要なことがわかりました。
そして、これらは独学では対策が難しく看護予備校に通うことで合格できる確率が上がります。
これから看護受験の社会人入試や一般入試で合格したいと考える方は、受かるまでの近道である看護予備校に通うことをお薦めします。