本日も看護予備校KAZアカデミーが看護受験生にアドバイスをします。
看護受験が近づくと志望動機書の作成で毎年バタバタしている学生がいます。
もちろん、書いたことがない人にとって「謎多き物」でもあります。
そこで、今回は志望動機の中でも「得意な学科」と聞かれた時、どのように記述することがベストなのかを説明します。
得意な学科を書く欄が小さい場合
あなたが友人から「好きな学科って何?」なんて聞かれた場合、どのように答えますか?
数学・国語・英語・体育
など、単語で答えるのが普通だと思いますが、それだと小学生でも書けますよね。
皆さんは社会人に近づいていくわけですから、
のようにスペースがあればできるだけ文面で書くようにしましょう。
得意な学科を書く欄が大きい場合
基本的には、志望動機書の特技や学科、趣味などを記載する欄が大きい場合が多いです。
ここでは面接官の手間をかけないためにもできるだけ、選んだその理由まで書いておくべきです。
【数学バージョン】
私の得意科目は数学です。
数学を勉強することで「根気強さや解決するために何をするべきなのか」という思考を身につけることができました。
また難問を解けたときには気分も爽快になり、ストレスを解消できることから一番魅力の感じる教科です。
数学は、「論理的思考力のアピール」と「看護学校に合格してからの勉強も十分についていくことができるアピール」ができます。数学が得意な方は重宝される可能性が高いです。
【英語バージョン】
私の得意科目は英語です。
英検は準1級まで取得し、日常会話であればスピーキングもヒアリングも可能です。英語を学んだことで視野が広くなりコミュニケーション能力も向上しました。
国際的な考え方をもっている看護学校では、英語ができることを十分にアピールしたいところです。そのため、自分自身が受験する看護学校に合わせて得意な教科を選択する必要があります。
【国語バージョン】
私の得意科目は国語です。
受験勉強中にも、週に1冊は本を読んでいました。たくさんの文章を読むことで、人の気持ちや状況を把握さらに想像力を養うことができました。
私は国語のおかげで自分自身を客観的に見て、相手の気持ちを考えられるようになりました。
国語が得意な方は、文読解力や場面場面によって言葉を選ぶことのできる表現力豊かな人間をアピールすることができます。多種多様な患者が訪れる病院には必要不可欠な人材です。
【体育バージョン】
私の得意科目は体育です。
幼い頃からバレーボールのチームに所属しており、体力には自信があります。バレーボールはチームワークが大切な競技であることから洞察力を身につけることができました。
学力だけでは看護師は務まりません。体力やチームワークそして協調性も必要となります。看護受験で体力があることをアピールすることで評価が高まるでしょう。
得意な学科がない場合
記入欄に
「なし」
これは絶対にNGです。
あなた自身「少しでもできること」があれば、それは得意と判断していいでしょう。
上には上がいるのであまり深く考えずに書くことをおススメします。
もし「なし」とかけば、看護師になりたくないのかな!?と面接官からは思われてしまうでしょう。