今回は、「絶対値の記号」と「絶対値の外し方」について
プチ授業をやっていきます。
前回は、
絶対値が何なのか?
を勉強しましたね。
結局は0からの距離
でしたよね。
ちなみに、絶対値と表したいときには、
ある記号を使うことが出来ます。
それは、
この縦棒を2本並べることで、
絶対値と表すこと
ができます。
しかし、この記号を使うことで、
多くの受験生を悩ませます。
絶対値の記号が受験生を悩ますPOINT。
上記で、絶対値の記号について学びましたよね。
では、この問題を解いてみてください。
|+3|の答えは?
3ですよね。
|-3|の答えは?
これもまた3ですよね。
だって、|+3|も|-3|も
0から離れている距離は3
ですよね。
でも
何で3という答えになるのか?
考えたことはありますか?
ここに大きな謎があったんですよね。
絶対値の記号の外し方
|+3|はどうやって外すのか?
|-3|はどうやって外すのか?
これは必ず
このように考えてください。
どちらも3になりましたよね。
なぜここでこの説明をしたのか?
それは、
このような問題が出題されるからです。
この時点で、
絶対値の中のXは
+(プラス)なのか-(マイナス)
わかりませんよね?
だからこそ、
絶対値を外す時に、
+(プラス)と-(マイナス)の両方のことを
考えてあげる必要があります。
それでは、解説していきます。
こうすることにより、
どんな答えになるのかわからない
「Xの答え」も
答えることが出来ます。
多くの看護受験生がいる中で、
しっかりと
+( ),-( )
が出来ている人は少ないので、
絶対値の問題は確実に理解しておきましょう。
非常に高い確率で入試に出題されます。