みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「比較級の基本」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
です。
それでは早速やっていきましょう。
比較級の形について
比較級とは、「2つ以上の物の大きさや高さなどを比べる表現」のことを指し、形容詞や副詞を用いて表します。
➀ 短い形容詞/副詞の時
→ 原級er+than ~
(日本語訳:~より)
➁ 長い形容詞/副詞の時
→ more+原級+than ~
(日本語訳:~より)
この二つを覚えて下さい。
「短いor長い」形容詞・副詞の見分け方
「短いor長い」形容詞・副詞の見分け方は、一般的に音節で判断しますが、例外を除けば、母音(aiueo)が
母音(aiueo)3つ以上 → 長い形容詞・副詞
と判断することができます。
では、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語にせよ。
・この川はあの川より長い。
日本語から比較級だとわかるので、➀or➁のどちらかを使います。
long(長い)は、母音(aiueo)が1つしかないので、「➀ 原級er+than」を使うとわかります。
従って、
答え. This river is longer than that one.
となります。
また、今回の問題のように同じ名詞を繰り返す場合には、「river」ではなく「one」を使って表します。
続いてもう一つ例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語にせよ。
・この花はあの花より美しいです。
先ほどと同様に日本語から比較級だとわかるので、➀or➁のどちらかを使います。
beautiful(美しい)は、母音(aiueo)が5つあるので、「➁ more+原級+than」を使います。
従って、
答え. This flower is more beautiful than that one.
となります。
比較級を強調する語句
「much(ずっと)やfar(はるかに)」を比較級の前に置くだけで比較級を強調することができます。
それでは例文を見てみましょう。
He can speak English far better than me.
(彼は私よりもはるかに上手に英語を話せます。)
このように「far(はるかに)」と比較級を強調することができました。
また、「far」と「much」は意味が似ていますが、
使い分けは
・ある程度の差なら「much」
と覚えておくと良いでしょう。
これで今回の説明を終わります。