社会人が看護学校に合格するためには、受験校の選択が重要なのです。
どんだけ頑張って勉強しても、受験校の選択を失敗すれば、看護師になり損ねてしまうのです。
まず、「付属の病院がある看護学校」と「付属の病院がない看護学校」でも年齢によって戦略が変わります。
今回は、「付属の病院がある看護学校」を受験するにあたってのことをお伝えします。
付属の病院がある看護学校で気をつけるべきこと。
現在の年齢が43歳だとします。受験しようと考える看護学校の附属病院で勤務する看護師の年齢層が若い場合、ほぼ不合格になります。
附属病院のある看護学校では、自院で働いてもらうことをベースに看護学校で学生を育成しているのです。
従って、就職の可能性が低そうな学生なら育成する必要がないのです。
10代・20代の社会人が看護学校を受験する時に考えるべきこと。
10代・20代はどの看護学校を受験しても合格できる確率はあります。
但し、注意すべき点は、
高校卒業後5年以内の学生の場合、成績証明書から高校在学中の「成績・出席日数・欠席数」などがばれる可能性があります。
例えば、
評定平均が極めて低い
欠席や遅刻が多い
通信制の高校を卒業
大学中退
このパターンに当てはまる学生は、看護師を志望する理由や面接試験で苦労する可能性があります。
これらを一人でクリアするの難しいので、看護予備校に通う学生が多いです。
30代の社会人が看護学校を受験する時に考えるべきこと。
30代、特に後半の社会人は、AO入試や小論文だけで受験できる看護学校の受験は避けた方が良いでしょう。
入試科目が小論文だけと聞くと、「敷居が低く・合格ができそう」な気になりますが、
実際は、若い子から順に合格していく傾向があります。
逆に、「国語・数学」や「国語・数学・英語」を利用する看護学校の方が、受験者数が減少する傾向があるので、少し頑張れば合格できる可能性があるのです。
実際に、KAZアカデミーで学ぶ30代のほとんどが複数教科の勉強を選択し、看護受験に合格しています。
40代~の社会人が看護学校を受験する時に考えるべきこと。
受験しようと考える看護学校に、自分と同じ年齢の学生が通学しているかどうかチェックが必要です。
40代が通っているのなら・・・・・可能性あり
40代が通っていないのなら・・・・可能性なし
と考えていいでしょう。
40代~の方が看護師になるためによくやるテクニックは、看護専門学校と准看護学校の受験の併用です。
仮に、看護専門学校が不合格だったとしても、准看護学校に合格すれば2年後、学校から看護学校に進学する推薦をもらえることもあり2~3年後には看護師になれる可能性があります。
まとめ
看護入試では学力だけではなく、受験生の年齢も含めて合否が分かれます。
従って、オープンキャンパスや学校見学の際には、必ず在校生の年齢は聞きましょう。