
1. 総合型選抜とは?医療・看護で「何が見られる入試か」を先に整理
総合型選抜は、一般試験のように「学力試験の点数だけで合否が決まる入試」ではありません。
医療・看護系では特に、書類や面接を通して「なぜ医療・看護なのか」「入学後に続けられる根拠があるか」「学部で学ぶ理由が具体的か」が見られます。
さらに、面接での確認や小論文・課題などを通じて、入学後の学習に必要な基礎力や学ぶ姿勢も評価に入ります。
2. AO入試はなくなった?総合型選抜でも「本質」は変わらない
AO入試は、制度上の名称が「総合型選抜」に整理された、と考えるのが分かりやすいです。
呼び方が変わっても、医療・看護系で変わらないのは、志望理由が薄いと、それがそのまま弱点になることです。
志望理由・経験・将来像がつながっていないと、面接で深掘りされた瞬間に説明が崩れやすくなります。
3. 総合型選抜の受験で迷わないコツは「評価設計」を確認すること
迷いやすい原因は、総合型選抜の評価の仕組み(何で点がつくか)を見ないまま対策を始めてしまうことです。
- ・当日の形式:面接の有無(個人/集団・実施時間)、小論文/課題の有無(形式)など、当日の流れを先に確定する
- ・比重の「目安」:配点が書かれていない場合は、面接時間・小論文の時間/文字数・課題量・提出物の多さから、どこに力点が置かれそうかを推定する
- ・書類の役割(深掘り前提の兆候):志望理由書の設問がどれだけ具体的か、活動報告や課題提出があるか、面接が「口頭試問」「プレゼン+質疑」かを見て、面接が「書類の深掘り」になりやすい設計かを読み取る
4. 医療・看護志望が最初にやるべき準備は「募集要項 → 志望理由の材料集め → 文章化」
医療・看護志望が最初にやるべき順番は、この3つです。
① 募集要項を読む(評価のルールを先に決める)
- ・出願条件/提出物/選考方法/評価観点を確認する
- ・「面接が重いのか」「小論文・課題が重いのか」を先に把握する
② 志望理由書の「材料」を集める(医療・看護の核心)
ポイントは「憧れ」ではなく、次の3点が一本でつながる材料をそろえることです。
- ・きっかけ(何を見て、何を課題だと感じたか)
- ・現場理解(看護で求められる役割・大変さをどう捉えているか)
- ・継続根拠(学び続けられる理由、コミュニケーション/倫理観の強み)
③ 志望理由書→面接へ(深掘りに耐える形に整える)
- ・志望理由書が固まると、面接は暗記ではなく「整合性チェックと深掘り」になる
- ・小論文・課題は最後に仕上げつつ、型の練習は早めに少しずつ始めると安全
5. 医療・看護志望の総合型選抜|まとめ(これだけ押さえれば迷わない)
医療・看護系の総合型選抜は、「人柄」だけで合否が決まる入試ではありません。合否を分けるのは、募集要項の評価軸に合わせて、志望理由・現場理解・将来像を「一本の線」でつなげられるかです。
迷ったら、「募集要項で評価軸を確定 → 材料を集める → 一貫した説明に仕上げる」。
この順番だけ守れば、やるべきことがブレにくくなります。


































