みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「補語が分詞になる使役動詞と知覚動詞」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 補語が分詞になる使役動詞と知覚動詞 ◆
それでは早速やっていきましょう。
使役動詞のhaveと過去分詞
使役動詞の「have」は、補語に過去分詞を利用することができます。
・英文の形 → have/had + O + 過去分詞
・日本語訳 → (Oに/を)〜してもらう/もらったや(Oに/を)〜される/された
となります。
では、例文を見てみましょう。
・I had my hair cut.
(私は髪を切ってもらった)
細かく分けてみると、
・S(主語): I(私は)
・V(動詞): had(してもらった)
・O(目的語): my hair(私の髪の毛を)
・C(補語): cut(切る)
日本語から「(Oに/を)〜してもらう/もらった」という形だとわかるので、〈have + O + 過去分詞〉を使います。
それでは、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・彼は自転車を盗られました。
細かく分けてみると、
・S(主語): He(彼は)
・V(動詞): had(~された)
・O(目的語): his bicycle(自転車)
・C(補語): stolen(盗られた)
日本語から「(Oに/を)〜される/された」という形がわかるので、〈have + O + 過去分詞〉を使います。
従って、
答え. He had his bicycle stolen..
となります。
ちなみに「have」の代わりに「get」が使われる時もあります。
知覚動詞と「現在分詞/過去分詞」
知覚動詞とは、五感(聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚)で感じる行為を表す動詞のことでした。
これら知覚動詞は、補語に「現在分詞」や「過去分詞」を利用することができます。
・英文の形 → 〈知覚動詞 + O + 現在分詞〉
・日本語訳 → 「Oが 〜 しているのを・・・」
・英文の形 → 〈知覚動詞 + O + 過去分詞〉
・日本語訳 → 「Oが 〜 されるのを・・・」
となります。
それでは、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・母は、子供達がテニスをしているのを見る。
「Oが 〜 しているのを見た」は知覚動詞なので、
「seeの過去形 + O + 現在分詞」を使います。
従って、
答え. My mother saw children playing tennis.
もう一つ、例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・私は、彼女が犬に囲まれているのを見た。
「Oが 〜 されるのを見た」は知覚動詞なので、
「seeの過去形 + O + 過去分詞」を使います。
従って、
答え. I saw her surrounded by dogs.
「使役動詞」や「知覚動詞」を使った問題は、よく出題されるので必ず覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。