
1. 欠席日数が不安でも、「欠席=即アウト」とは限りません
欠席が多いと、最初に「もう無理かも」と思ってしまいがちです。
ですが総合型選抜で大事なのは、欠席があること自体よりも、欠席が募集要項の中でどう扱われているか、そして面接でどう説明できるかです。
つまり不安の正体は「欠席」ではなく、次の3つがはっきりしていないことにあります。
- ・出願できるのかが分からない
- ・欠席が評価にどこまで影響するか読めない
- ・説明が長くなり、言い訳に聞こえそう
ここを順番に整理できれば、欠席は必要以上に不利にしない形で、筋の通った説明に整えられます。
2. 募集要項はまずここだけ見ればOK:欠席の扱いを「出願条件/評価/確認」で判定する
募集要項を最初から全部読む必要はありません。欠席の扱いは、まず3つに分けて整理すると一気に見通しが立ちます。
- ・出願条件:欠席日数で「出願できる/できない」が決まる
- ・評価:出願はできるが、合否の判断材料として重めに扱われる
- ・確認:欠席そのものより、面接等で今は安定しているかを確認される
募集要項で見る場所はこの順番でOKです
「どこを見ればいいか分からない」は、見る場所が決まっていないだけです。募集要項は次の順番で探してください。
- ・①出願資格/出願要件(=出願条件)(ここに「◯日以内」などが出やすい)
- ・②選考方法/評価方法(=評価基準)(「総合的に判断」「重視する」等の書き方)
- ・③提出書類(調査書の扱い)(=出願書類)(出欠状況がどこまで触れられているか)
- ・④注意事項/欠席・遅刻の扱い(=留意事項)(特記事項があればここ)
- ・⑤備考(=特記事項)(例外・確認事項がまとまることがある)
判定は「書かれ方」でだいたい分かります
募集要項に「出願資格」「条件」「◯日以内」と書かれていたら、欠席が多いと出願できない可能性があります。
反対に、「調査書」「出欠状況を重視」「総合的に判断」のような書き方なら、欠席は出願できるかどうかではなく、面接や書類で確認されることが多いです。
だから欠席が多い人ほど、まず「出願できる条件になっているか」をはっきりさせましょう。
もし条件ではないなら、次にやるのは「欠席理由の説明を短く完成させること」です(欠席を減らす努力は続けます)。そのほうが、面接で崩れにくく、合否に影響しやすいからです。
3. 面接で崩れない基本形:欠席理由は60〜90秒テンプレに落とし込む
欠席理由の説明で失敗しやすいのは、長く話してしまうことです。長い説明は、内容が正しくても要点がぼやけて弁解に聞こえやすいです。
だから最初から、60〜90秒で終わる型に入れておくのが安全です。
- ・①結論:欠席が増えた理由を一文で言う(事実)
- ・②影響:何が起きたか(学業・生活への影響を短く)
- ・③改善:どう立て直したか(対策の内容)
- ・④再発防止:同じ状況にならない仕組み
- ・⑤現在:今は安定している根拠(直近の出席状況/生活リズム/相談ルート等)
60〜90秒に収めるための「文量ルール」
- ・合計は6〜8文まで(短くても評価ポイントが入っていれば十分伝わります)
- ・「影響(過去の説明)」は最小限、中心は改善/再発防止/現在
- ・説明が長くなる人は、時系列を細かく話しすぎる傾向がある
面接官が知りたいのは、過去の細部よりも「今後も続けられるか」です。だからテンプレの中心は、改善と再発防止、そして現在の安定になります。ここが言えれば、面接官は継続できる根拠として受け取りやすくなります。
4. ここで差がつく:欠席の深掘り質問(再発・継続・生活)にQ&Aの型で先回りする
欠席の説明は、最初の60〜90秒ができても安心ではありません。本当に差がつくのは、ここからの深掘りです。
看護・医療系では特に、欠席の話題は「再発しないか」「続けられるか」の確認になりやすいからです。
- ・再発:「同じ理由で休む可能性はありますか?」
- ・継続:「実習や課題が増えても続けられますか?」
- ・生活:「生活リズムはどう整えていますか?」
- ・支援:「困った時、誰にどう相談しますか?」
- ・学習:「休んだ分はどう取り戻しましたか?」
深掘りの答えはこの順番で崩れません
- ・①結論:続けられる、または管理できていることを先に言う
- ・②根拠:直近の出席状況(例:直近○ヶ月の欠席○日)や生活ルールなど、事実で支える
- ・③仕組み:崩れそうな時にどう立て直すか(手順)
- ・④相談:誰に・いつ・どう相談するか(ルート)
「頑張ります」「気をつけます」だけで終わると弱いです。面接官が見たいのは、気持ちよりも再現できる行動だからです。代わりに、安定した理由と続けるための仕組み、そして相談ルートまで言えると、面接官は納得しやすくなります。
テンプレは「入口の答え」。Q&Aは「出口で崩れないための補強」です。ここまで用意できると、本番で欠席の話題が出ても焦らずに受け止められます。
5. 一人で整えるのが難しい場合は、欠席の説明を「評価される形」に仕上げるサポートを使う
ここまで読んで「型は分かった。でも自分の事情に当てはめると難しい」と感じたら、それは普通です。欠席理由はデリケートなほど、言い方ひとつで印象が変わり、深掘りで崩れやすくなります。
KAZアカデミーでは、欠席の説明を“評価される形”(短く・一貫して・根拠まで言える形)に整えるために、次の流れで一緒に仕上げます。
- ・募集要項の読み取りで、欠席の扱いを「条件/評価/確認」に整理
- ・60〜90秒テンプレに当てはめ、原則6〜8文で言い切れる回答に修正(長い場合は要点を分けて短くします)
- ・深掘りQ&Aを結論→根拠→仕組み→相談で整え、模擬面接で崩れない形に調整
今日からの対策手順はこれで確定です
- ・STEP1:募集要項を「出願資格→選考方法→提出書類(必要なら注意事項/備考も)」の順で見て、欠席が条件/評価/確認のどれか判定
- ・STEP2:60〜90秒テンプレを6〜8文で作る(改善/再発防止/現在を中心に)
- ・STEP3:深掘り5問を結論→根拠→仕組み→相談で作る
- ・STEP4:一度声に出して時間を測り、90秒以内に収める
- ・STEP5:読み切れない表現があれば、学校に確認して不明点をなくす
欠席の不安は、放置すると本番直前まで尾を引きます。逆に今の段階で説明を整えられると、欠席は「隠したい話」ではなく、乗り越え方を示せる話になります。
もし一人での整理が難しければ、KAZアカデミーで一緒に、合格に向けた形に仕上げていきましょう。


































