シングルマザーが看護師を目指すときに使える最大1,000万円以上の給付金制度

Author:看護予備校KAZアカデミー

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シングルマザーが看護師を目指すとき、返済が不要で使える給付金制度が5つありますので紹介します。

これら5つの給付金を利用すれば、「最大1,000万円以上」の返済不要の給付金を利用することができます。

・ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金
・専門実践教育訓練給付
・教育訓練支援給付金
・病院奨学金
・ひとり親家庭専門学校等受験対策給付金

それぞれ制度が異なりますので、元看護学生A子さんを例に見てみましょう。

【36歳 元看護学生A子さん】
・職業:アパレル
・給料17万円
・母子家庭
・市民税非課税世帯
・社会人として2年以上の雇用保険被保険者期間あり
・愛仁会看護助産専門学校(入学・卒業)

ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金

支給額3年間で、「約5,126,000円」が給付

ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金」とは、看護学校で学習している期間中(3~4年)、毎月生活費を支援してくれるものです。

A子さんは、市民税非課税世帯なので、「月額14万1,000円」が支払われ、修了と同時に「5万円」も支給されます。

【対象者】

1.児童扶養手当の支給を受けている方と同様の所得水準にある方
2.専門学校等において1年以上のカリキュラムを修業し、対象資格の習得が見込まれる方(受講開始前に必ずお近くの市区役所に事前相談してください。)
3.就業または育児と修業の両立が困難であると認められる方
4.過去に本給付金(平成24年度までは母子家庭高等技能訓練促進費、平成26年度まではひとり親家庭高等技能訓練促進費)を受給していない方

専門実践教育訓練給付金

支給額3年間で、「約540,000円」が給付

専門実践教育訓練給付金」とは、学費の50%が給付金としてもらえるものです。

A子さんは、愛仁会看護助産専門学校を受験し、一年以内に就職しましたので、3年間の学費が36万円で済みました。

【対象者】

専門実践教育訓練給付金制度は、社会人として通算して3年以上(初めて支給を受けようとする方は2年以上)の雇用保険被保険者期間のある方が対象

※ お近くのハローワークに問い合わせて下さい。

教育訓練支援給付金

支給額3年間で、「約2,142,000円」が給付

教育訓練支援給付金」とは、会社を退職し「看護師の資格取得を考えている方」へ前職の基本給の80%~45%が支給されます。

計算方法は、「月の給料×〇〇%」の半分を3年間(36ヶ月)支給してもらえます。

今回のA子さんの場合、

170,000円 × 70% ÷2 × 36ヶ月=2,142,00円

病院奨学金

支給額3年間で、「約2,160,000円」が給付

病院奨学金」とは、特定の病院で一定の期間勤務するという条件で、その病院があなたの代わりに学費を払ってくれるというものです。

病院奨学金の就職先の病院によって異なりますが、「毎月6万円程度」はもらえます。

ひとり親家庭専門学校等受験対策給付金

支給額「約330,000円」が給付

ひとり親家庭専門学校等受験対策給付金」とは、「看護受験専門の予備校(看護予備校)」で勉強するための学費を出してくれるものです。

ひとり親家庭専門学校等受験対策給付金対象の予備校はこちら

まとめ

上記の5つの

・ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金
・専門実践教育訓練給付
・教育訓練支援給付金
・病院奨学金
・ひとり親家庭専門学校等受験対策給付金

を利用すれば、「最大1,000万円以上」の給付金と奨学金を利用することができます。

シングルマザーが看護師資格を目指す場合、金銭的な問題で躊躇しがちですが、給付金を上手に利用すれば看護師になることができます。

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