普段、問題集で問題がスラスラ解けるのに、「入試本番になると問題が解けない」という方も多いのではないでしょうか。
まず、覚えておいて欲しいことは、
入試問題と普段の問題集では、聞かれている内容が同じでも、表現の仕方が異なります。
表現が少し変わるだけで難しく感じてしまうのが入試です。
そこで、受験が入試本番で本領を発揮するためにやってほしいことは、
受験校以外の入試問題を解くこと
入試問題を解く時に、時間を計ること
この2点をやって下さい。
それではなぜこの2点をやる必要があるのかを詳しく見ていきましょう。
自分の受験校以外の入試問題も解く必要性
ある程度完璧になっているにも関わらず、自分が受験する看護学校の過去問を何度も何度も解く学生を見ます。
もちろん、不安なのはわかりますが、あまりお勧めはしません。
その理由の1つとして、同じ学校の過去問ばかりしている場合、発想力や対応力が成長しないからです。
受験問題慣れをしていない方は、出題形式が少し変化するだけで違う問題に見えてしまいがちです。
そこでお薦めなのが、
『自分の受験する学校の偏差値よりも少し上の学校と少し下の学校の過去問を解くこと』
です。
そうすることで、受験問題慣れをします。
いろんな問題を解けば解くほどあなたの発想力や対応力が上がり、実力が伸びます。
当看護予備校でも、毎年、学生の方々には色々な過去問を解いてもらいます。
その結果、入試でも発想力や対応力が優れ、普段の勉強と同じ結果を出すことができます。
入試問題を解く時には、必ず時間を計ること。
例えは、自宅で英語長文の勉強をしている時、単語の意味や文法がわからなければ調べることもあるでしょう。
ただこのやり方は、基礎勉強です。
入試本番に向けてやるなら、解き終わるまで調べることはNGです。でなければ自分の本当の実力がわかりません。
そしてここで最も大切なことは、
時間を計ることです。
入試本番は常に時間との戦いであることを忘れてはいけません。
訓練の仕方とすれば、
問題集の片隅にも時間が書いていますが、25分で解く英語長文の問題であれば、そこから『-10分』してから解いてください。
当たり前ですが、時間が足りないはずです。
この訓練をすることで、入試本番焦ることなく英語長文が解けるはずです。
25分の問題を25分で解いている間は、入試本番でいつも焦って解くことになります。
まとめ
入試本番で本領発揮したい方は、特別な訓練をするべきです。
上記にも上げた、「過去問慣れ」と「時間を計る」これをするだけで、入試本番で余裕がでます。
勉強もトレーニングと同じで、自分を追い込む訓練をすることで他の学生を引き離すことができます。