令和2年賃金構造基本統計調査では、
保健師の給料は、平均年収は475.8万円、平均月収は約39.7万円
看護師の給料は、平均年収は491.8万円、平均月収は約41万円
保健師と看護師では看護師の方が給料が高いです。
なぜ保健師より看護師の方が給料が高いのか
保健師の70%は、行政機関で勤務し、看護師の70%は、病院で勤務します。
この勤務先の勤務時間帯の違いにより、給料に大きく差がでます。
保健師の勤務時間帯
日勤 9:00~17:30ぐらい
看護師の勤務時間帯
【2交替制の場合】
日勤 8:00~17:00 (8時間勤務)
夜勤 16:30~9:00 (16時間勤務・休憩2~3時間)
【3交替制の場合】
日勤 8:00~16:30 (8時間勤務)
準夜勤 16:00~24:30 (8時間勤務)
夜勤 24:00~8:30 (8時間勤務)
このように、看護師には夜勤があり、夜勤には手当がつきます。
手当があることで給料がかなり高くなります。
保健師で稼ぎたいと思う場合
保健師でも稼ぎたいと考える場合には大手企業の産業保健師になることです。
大手の上場企業なら年収が1000万円以上になることもあります。
但し、募集自体も少なく倍率が高いです。
保健師の魅力は何なのか。
看護師と比べ保健師の魅力は、
・夜勤がない
・土日祝日休みで、有給も取得しやすい
・死と直面する機会が少ない
など
勤務が朝から夕方までなので、生活パターンが安定しているところが魅力的です。
まとめ
保健師と看護師どっちの給料が高いのか。で考えた場合、
「夜勤」がポイントとなります。
給料がたくさん欲しいと考えるのであれば、保健師より看護師の方がよいかもしれません。