みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「名詞節」を導く接続詞について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 「名詞節」を導く接続詞 ◆
それでは早速やっていきましょう。
名詞と名詞節の違い
名詞と名詞節の違いは、
名詞は「単独の単語」で表し、名詞節は「SVを含む文章」です。
➀ I play tennis.(私はテニスをします。)
tennis → 名詞
➁ I know that he is a tennis player.(私は彼がテニス選手であることを知っています。)
that he is a tennis player → 名詞節
補足として、➁で使った名詞節(…that he is a tennis player)は「O(目的語)」になりますが、名詞節は、主語、目的語、補語として使うことができます。
名詞節を導く接続詞「that, whether, if」
名詞節を導く代表的な接続詞には、
英語 | 日本語 |
---|---|
that | ~のこと |
whether~‹or…› | ~か ‹…か› |
if | ~かどうか |
があります。
それでは例題を見てみましょう。
次の英文を日本語にせよ。
① He believes that you will succeed.
② I don’t know if he is at home.
➂ She doesn’t know whether he is right or not.
これらの英文を日本語にする場合、
➀that, ➁if, ➂whetherに注意します。
➀(that以下), ➁(if以下), ➂(whether以下)がともに、S+Vの形なので、「名詞節」と判断することができます。
従って、日本語訳は
➀ 彼は、あなたが成功することを信じています。
➁ 私は彼が家にいるかどうかわからない。
➂ 彼女は彼が正しいかどうかわからない。
となります。
※「if」を(もし~なら)と訳す場合は、「副詞節」なので注意が必要です。
「if」と「whether」の違い
「if」と「whether」はともに「~かどうか」と訳しますが、使い分けがあります。
● if → カジュアルな会話
● whether → フォーマルな場面
で使われる傾向があります。
また、「if(~かどうか)」の使用は下記の2パターンになり、
・ask等 O(目的語) if SV
一方で、「whether(~かどうか)」はどこにでも使うことができます。
「同格」の「that」について
「同格」の「that‹~という›」は、イコールの働きをします。
例えば、
日本語訳は
私は彼が3日前に亡くなったという事実を知らなかった。
このように
「the fact 」=「he died three days ago」
の関係が成り立つ場合「that」をイコールとして使います。
また、「the fact」以外にも代表的な同格のthatが使える名詞があります。
代表的なthatが使える名詞一覧
thatが使える名詞 | 意味 |
---|---|
evidence | 証拠 |
proof | 証拠 |
possibility | 可能性 |
certainty | 確かな見込み |
rumor | うわさ |
information | 情報 |
report | 報告 |
record | 記録 |
knowledge | 知識 |
idea | 考え |
thought | 考え |
concept | 概念 |
belief | 信念 |
opinion | 意見 |
feeling | 印象 |
proposal | 提案 |
suggestion | 提案 |
condition | 条件 |
decision | 決定 |
conclusion | 結論 |
demand | 要求 |
desire | 願望 |
hope | 希望 |
expectation | 期待 |
などあります。
これで今回の説明を終わります。