看護学校の受験対策、高校の英文法|43.「使役動詞」と「知覚動詞」

Author:看護予備校KAZアカデミー

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みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。

今回は「使役動詞」「知覚動詞」について説明します。

この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、

それでは早速やっていきましょう。

使役動詞について

使役動詞とは、「人(物)に~してもらう/させる」という意味を表すことができる動詞です。

英語の語順は、「使役動詞+目的語+動詞の原形」になります。

使役動詞の種類

代表的な使役動詞は「make、let、have、get、help」で、それぞれニュアンスが異なります。

種類
make (強制して)~させる
let (自由に)~させる
have (当然)~させる
get (説得して)~させる
help 手助けして~させる

などがあります。

それでは、例題を解いてみましょう。

例題 ➀

次の日本語を英語に書き換えよ。

・母は私に勉強をさせる。

日本語から「(強制して)~させる」とわかります。

従って、「make」を利用し、

答え. My mother makes me study.

となります。

もう一つ、例題を解いてみましょう。

例題 ➁

次の日本語を英語に書き換えよ。

・母は私に外出させてくれた

日本語から「(自由に)~させる」とわかります。

従って、「let」を利用し、

答え. My mother let me go out.

となります。

使役動詞の違いは「強制度」だと考えるとわかりやすいです。

知覚動詞について

知覚動詞とは、五感(聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚)で感じる行為を表す動詞のことです。

英語の語順は、「知覚動詞+目的語+動詞の原形」で作ります。

知覚動詞の種類

代表的な知覚動詞は、「see、hear、smell、taste、feel」などがあります。

種類
see 見る
hear 聞く
smell 嗅ぐ
taste 味わう
feel 感じる

などがあります。

それでは、例題を解いてみましょう。

例題 ➂

次の日本語を英語に書き換えよ。

・私は彼が部屋に入るのを見た。

「見る」「see」を使います。

従って、

答え. I saw him enter the room.

もう一つ、例題を解いてみましょう。

例題 ➃

次の日本語を英語に書き換えよ。

・彼はだれかがノックするのを聞いた。

「聞く」「hear」を使います。

従って、

答え. He heard someone knock.

となります。

使役動詞、知覚動詞の受動態について

「使役動詞や知覚動詞」を「受動態」の文に変える場合は、「動詞の原形」ではなく「to不定詞」の形になります。

例えば、

例文 ➀

・Tom made her carry the desk.(通常の文)
(トムは彼女に机を運ばさせた。)

これを受動態に書き換えた場合、

・She was made to carry the desk by Tom.(受動態)
(彼女はトムに机を運ばされた。)

続いて、知覚動詞の例も見ておきましょう。

例文➁

・Emi saw him enter the room.(通常の文)
(エミは彼が部屋に入るのを見た。)

これを受動態に書き換えた場合、

・He was seen to enter the room by Emi.(受動態)
(彼はエミによって部屋に入るのを見られた。)

このようになります。

「使役動詞や知覚動詞」を「受動態」にする時には、「to」が忘れがちになるのでしっかり覚えておきましょう。

これで今回の説明を終わります。

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