みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「副詞節」について説明をします。
副詞節には、騙しのポイントがあるので気を付けてくださいね。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 「副詞節」について ◆
です。
それでは早速やっていきましょう。
副詞節
副詞節とは、「主語と動詞を含み、前後の文章を修飾するもの」です。
副詞節を作るときには下記のような接続詞を使います。
<時>を表す副詞節を導く接続詞
<時>を表す副詞節を導く接続詞では、下記のような接続詞を利用します。
after「…した後に」
before「…する前に」
till[until]「…するまで」
as soon as…「…するとすぐに」
by the time「…するまでには」など。
※as soon as…やby the time…のように語句がいくつか集まって接続詞の働きをするものもあります。
それでは、<時>を表す副詞節の例文を解いてみましょう。
次の日本語英語に書き換えよ。
・私の上司が来た時、私はその仕事を始めるつもりです。
この日本語を英文に書き換えるコツは、
② 私はその仕事を始めるつもりです。
このように2文に分けて考えることです。
副詞節になるのは「接続詞」がついている方なので、
英文にすると、
答え. I will start the work when my boss comes.
となります。
注意すべき点は「① 私の上司が来る」のは未来のことなのに「comes 」と現在形を使うことです。
副詞節は「未来でも現在形」を使います。
これは、よくテスト問題で出題されるので絶対に覚えておきましょう。
<条件>を表す副詞節を導く接続詞
<条件>を表す副詞節を導く接続詞では、下記のような接続詞を利用します。
unless「…しない限り」など
それでは、<条件>を表す副詞節の例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
・もしあなたが走れば、9:40の電車に間に合います。
この日本語を英文に書き換えるコツは、
② 9:40の電車に間に合います。
このように2文に分けて考えることです。
副詞節になるのは「接続詞」がついている方なので、
英文にすると、
答え. If you run, you can take the 9:40 train.
となります。
変則的な進行形
進行形と言えば、ある一点の動作の継続を表すときに使いました。
ですが、
② 決まっている計画や予定
この場合も「進行形を利用してOK」です。
例えば、
・彼女はよく手を洗っています。
→ She is often washing her hands.
「よく手を洗っている」は、① の繰り返し行われる動作ですね。
・私たちは今夜レストランに行くことになっています
→ We are going to the restaurant tonight.
「レストランに行く予定」は② の決まっている計画や予定ですね。
これらも「進行形」を利用することができるので覚えておきましょう。
頻度の表す副詞の使い方
副詞には、「頻度を表す副詞」と「それ以外の副詞」があります。
・always(常に)
・often(よく)
・usually(たいてい)など
・slowly(ゆっくりと)
・early(早く)
・well(上手に)
・fortunately(幸運にも)
など
それぞれの例題を解いてみましょう。
次の日本語を英語に書き換えよ。
私はいつも8時に起きます。
「いつも」は、「頻度を表す副詞」なので、一般動詞の前に置きます。
英文にすると、
答え. I always get up at 8:00.
です。
次の日本語を英語に書き換えよ。
私は早く起きます。
「早く」は「通常の副詞」なので、文末に置きます。
英文にすると、
答え. I get up early.
です。
副詞の置く位置も重要なのでしっかり覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。