看護受験に落ちた学生は5つのことを見直すべき。

Author:看護予備校KAZアカデミー

時間

何度も受験して合格できない学生は、気持ちが焦り、落ち込むことさえありますが、

「落ちるには落ちる理由がある」ことを覚えておきましょう。

そこで、看護受験生にとって、

勉強の時間管理。

つもり勉強になっていないか。

暗記分野に偏りがちではないか。

看護師志望理由はちゃんとかけているのか。

面接対策は万全か。

この5つは、とても重要なポイントとなります。

それでは、本日も看護予備校のKAZアカデミーが看護受験について詳しく説明していきます。

看護受験に向けて勉強の時間管理は上手くできているのか。

まず初めに、「公募入試や社会人入試」と比べ、一般入試は「受験教科」が増えます。

公募入試で、一教科集中の受験勉強していた学生にとって、勉強する教科が増えることは難しいでしょう。

そこで、重要になってくるのが時間の管理です。

受験生のスケジュール表

このように、自分の中で、きっちりとスケジュールを立てておけば、毎日充実した勉強時間を確保することができます。

次に、勉強の質についても見ておきましょう。

あなたの勉強は「つもり勉強」になっていませんか。

受験生にとって一番大切なことは、「解けなかった問題を復習すること」です。

そうすることで、受験問題を解けるまで成長することができます。

「自分が解けた問題は、受験には出題されない。」

そう考えた方が、「解けなかった問題」にチャレンジする意識が高まります。

苦手意識を持つと暗記分野に偏りがち。

長文や現代文の読解が苦手だから、暗記分野に力を入れようとする学生は、少なくありません。

その結果、「発音、漢字、文法」しか解けない。

がしかし、看護受験の入試問題の構成は、

英語の場合、発音10%・文法30%・長文60%

国語の場合、漢字10%・文法20%・現代文70%

となっており、暗記だけでは、合格平均点約65%に及んでいないことがわかります。

この入試問題の構成から考えれば、暗記分野だけではなく、「読解にも力を入れる必要があること」がわかります。

【補足】

3教科のうち一番大切な教科は、数学なので数学のことを忘れてはいけません。

看護師の志望理由は看護学校の先生が納得いくものを書くべし。

私が看護師を目指すきっかけとなったのは、祖父が癌を患ったことです。祖父は、年を重ねても病院とは無縁の健康体でしたが、癌を患ったことで一気に衰弱しました。

私は入院して苦しんでいる祖父に何もしてあげることができず、見守ることしかできない自分に歯がゆさを感じていました。そんな私に声をかけてくれたのが、祖父を担当してくれていた看護師です。

担当の看護師は、私と祖父の昔話を聞いてくれたり、私が今できることを教えてくれたりと、私に優しく声をかけるだけでなく様々なアドバイスをいただけました。私はそれまで看護師の仕事について何も知らなかったのですが、患者だけではなくその周りの家族にまで気配りができる彼女をみて、私も看護師という職業に憧れを持ち貴校を志望致しました。

看護師の志望理由を書く時に、看護師の仕事内容と離れたことを書く学生も多いですが、

「祖父が癌」→「何もできなくて歯がゆい」→「看護師さんが声をかけてくれた」→
「さらにアドバイスもくれた」→「看護師に憧れをもった」

と、看護学校の面接官に看護師になりたい思いが十分に伝わる内容となります。

もちろん、コピペはすぐばれるので、自分なりの志望動機を作って下さい。

看護受験で、一番重要とされるのは面接

看護師は「患者さんと最も身近な存在」です。

そんな身近な存在に求められるのは、患者が安心して話せる包容力のある人間です。

もしあなたが、面接で「極端におどおどした姿」を見せれば、不合格の第一歩になり兼ねません。

そこで、重要になるのが面接の練習です。

残念ながら、本番さながらの練習は、看護予備校でなければ難しいかもしれません。

もしあなたが何度も面接で失敗を重ねているのであれば、看護予備校に通って面接の対策をとる必要があります。

まとめ

勉強の時間管理。

つもり勉強になっていないか。

暗記分野に偏りがちではないか。

看護師志望理由はちゃんとかけているのか。

面接対策は万全か。

の5つのポイントに絞って書いてきました。

受験生はどうしても自分のことが見えなくなる時期があります。

そんな時こそ、「何ができていて、何ができていないのか」を自分で分析する必要があります。

看護受験で失敗しないためにも、十分に準備をして挑みましょう。

看護 予備校 KAZアカデミーが作成。看護受験に役に立つ学習一覧

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