高卒認定試験取得の仕方
早く看護専門学校への受験資格を得るためには高卒認定試験が近道になります。
高卒認定試験は年に2回行われます。
試験の仕方はマークシートになりますので通常の受験と異なり少し取得しやすくなっています。
また合格ラインを突破することで「高卒と同等以上の学力がある者」とみなされるものです。
高卒認定資格があると中卒の方が今まで諦めていた大学や専門学校等への進学も可能となります。
ここからは詳しく説明していきます。
高卒認定試験の合格者条件
1.一般的に6教科14科目のうち、8科目から10科目の合格をする。
※ 一部の試験科目の免除制度利用方法があります。
Ⅰ.免除制度が利用できる方は、高等学校等で履修し、所定の単位以上を修得した科目。
Ⅱ.英検や数検、歴史検定に所定の級以上に合格している場合。
免除制度を利用すれば、少ない科目で受験することができるため、高卒認定資格の合格がしやすくなりますので
所定の学校及び在学していた学校までお問い合わせすることをお勧めいたします。
次のような方は、試験科目が一部免除になる可能性があります。
● 高等学校へ1年以上通っていた方(高等学校で単位を修得した方)
● 高等専門学校(5年制)へ1年以上通った方(高等専門学校で単位を修得した方)
● 英検、数検、歴検などの技能検定に合格している方
● 大検や高卒認定で科目合格している人
● 文部科学省が指定する専修学校の高等課程(高等専修学校)へ1年以上通っていた人など
高等学校や高等専門学校で単位を修得している場合
高校や高専の1年次以上を修了した方は、ほとんどの場合、3~7科目が免除になることが多いです。
在籍していた高校または高専で「単位修得証明書」を発行してもらうことにより、「免除確認表」で確認できます。
6教科のうち14科目は下記になります。
教科 試験科目 科目数 要件
国語 国語 1 必須
地理歴史 世界史A、世界史B 1 2科目のいずれか1科目必修
日本史A、日本史B 4科目のうちいずれかを必修
地理A、地理B
公民 現代社会 1または2 「現代社会」の1科目または「倫理」「政治・経済」2科目のいずれかを必修
倫理
政治・経済
数学 数学 1 必須
理科 科学と人間生活 2または3 「科学と人間生活」1科目と、「物理基礎」「科学基礎」「生物基礎」「地学基礎」のうち1科目(合計2科目)を必修
もしくは、「物理基礎」「科学基礎」「生物基礎」「地学基礎」のうち3科目を必修
物理基礎
化学基礎
生物基礎
地学基礎
外国語 英語 1 必須
一日に勉強できる時間によっても異なりますが、合格レベルに達するまでには目安として6ヶ月~1年程度の勉強期間が必要となりますので
中卒で看護師を目指されている方はできるだけ早く取得しとく事が良いとされています。