看護大学受験・国立私立スペシャルコース

Essay小論文対策講座

小論文は最も差がつきやすい入試科目

小論文の点数比重が非常に高いという事については、ほとんどの学生さんは知ってはいますが、どうしても主教科に比べて小論文対策が後回しになったり、ぶっつけ本番になってしまいがちです。

何故そうなってしまうのかと言うと、「小論文の点数基準があいまいで対策しづらい」と大きな勘違いをしてしまっているからです。
しかし実際は、小論文の点数というのは採点側が明確な基準を設けていて、減点ポイントさえ気を付けていれば、対策していない受験生と大きく差を付ける事が出来る、非常においしい科目になるのです。

①予習で解答 → ②座学で学習 → ③演習で実践

授業前にあらかじめ、講義で扱うテーマの小論文作成をしてもらいます。
そして、講義前半の座学で「小論文で減点されるポイント」「採点側が求めている模範解答」が何かをしっかりと習得してもらいます。
後半には、座学で学んだ事を実演習で実践します。

予習で書いた小論文にはあった「減点されるポイント」や、「絶対にやってはいけないミス」が、実演習の小論文解答では必ずなくなっているはずです。
「小論文の点数基準があいまいで対策しづらい」という間違った認識は1講義目で消える事でしょう。

小論文講座例

年度毎に内容が変わる事があります

1講義/60分 座学 講義内容 800字 実演習テーマ
1講義目 ・看護受験で求められる小論文とは
・採点方法を知り、減点を防ぐ
出生前診断(キーワード:命の選択, 操作, 障害, etc. )
ポイント:小論文の減点を避けるための正確な語句の用い方を学びます。
2講義目 ・テーマ型小論文とは
・あらゆるテーマに対応できる書き方を身に付ける
高齢者の医療(キーワード:尊厳, 自己決定権, インフォームド・コンセント, etc.)
ポイント:小論文を書くベースとなる文章構成のテクニックを学びます。
3講義目 ・資料型小論文とは
・資料を読み取るときのポイント
・資料に対する意見の上手な伝え方
日米におけるボランティア文化の違い(キーワード:ボランティア活動, 各国における医療文化の異なり, etc.)
ポイント:資料から正確かつ瞬時に読み取る方法をレクチャーします。
4講義目 ・グラフ型小論文とは
・グラフを読み取るときのポイント
・読み取ったデータの活用方法
生活習慣病の予防と改善(キーワード:高脂血症, 高血圧, 糖尿病, etc.)
ポイント:グラフの特徴から比較対象を読み取るコツ。
5講義目 ・時間を意識した実践練習
・手が止まった時に使えるお助け3原則 ー 情報収集とその方法
資料:あるべき「老い」の形(キーワード:年金生活者, 介護, 看取り, etc.)
グラフ:日本女性三世代のライフコースの変化(キーワード:結婚, 出産, 育児, etc.)
ポイント:小論文試験に大切な時間配分からバランスの取れた文章作成術。