看護・医療系小論文の解答例|23.希望の作り方

Author:看護予備校KAZアカデミー

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看護予備校のKAZアカデミーが「AO入試・公募入試・社会人入試・一般入試」の小論文対策のために「看護・医療系小論文の構成と解答例」を提供します。

小論文が苦手な学生は、読むだけでも勉強になるので是非参考にして下さい。

今回の看護・医療系小論文の解答例は「希望の作り方」です。

小論文はいきなり文章を書くのではなく、必ず段落の構成を考えてから書きましょう。

また、小論文が苦手な学生は、下記の「あなた専用の小論文ノート」から学習することができます。利用者は小論文が見違えるように上達しています。

自分の意見・立場を明言するためには

ポイント: 自分自身が信じている核心的な考えを明確にし、それを一文で断定的に述べること。

例: 「希望は、自らの努力と外部の支援によって創り出すものだと強く信じています。」

その理由を書くなら

ポイント: 自分の意見や立場が形成される背景や、それに基づく具体的な感じたことを、具体的かつ論理的に述べること。

例: 「希望が人を動かし、困難な状況でも前に進ませる力を持つからです。」

具体例や実体験では

ポイント: 自分の生活や経験の中から、上記の意見・立場や理由と関連が深い出来事やエピソードを選び、詳細に記述すること。

例: 「中学時代、家計が困窮し進学が難しくなった時、助成金や奨学金の存在を知り、それを目指して努力しました。その時、多くの人々が私のために手を差し伸べてくれました。」

まとめを書くには

ポイント: これまでの内容を簡潔に反映し、読者に伝えたいメッセージを強調する形で結論を導き出すこと。

例: 「希望は、自分の中の力と外部のサポートの組み合わせによって実現するものであり、私の経験がその最良の証明であると信じています。」

お題:希望の作り方(800字)

【解答例】

人生において、困難や失望を経験することは避けられないものである。しかし、そのような状況に陥っても、その中でまた新たな希望を見出し、立ち上がれるようにしておかなければならない。希望を生み出すためには、自分自身の可能性を信じること、周囲の人々との繋がりを大切にすること、自身の置かれた環境を変えることの3つが必要となると私は考える。

まず、自分自身の可能性を信じることが重要である。自分にはできない、と諦めてしまうことは、希望を失う直接的な原因となる。自分自身の過去の成功体験を振り返り、それを基に直面している問題への解決策が見つからないか思案してみるなど、諦めずに行動することが大切である。

また、周囲の人々との繋がりを大切にすることも希望を作り出す上での重要な要素である。家族や友人、同僚など、信頼できる人々とのコミュニケーションを深めることで、自分自身の立場を客観的に見つめ直すことができる。その結果、自身の価値を再認識でき、それが希望を取り戻すことに繋がるのである。

さらに、自分自身が置かれた状況を変えることも、希望を持つための方法の1つであると考えられる。行き詰ってしまった状況を打破するために、新たな選択肢を模索するということである。例えば、職場や生活環境を変えることなどが考えられる。それまでとは異なる仕事を行ったり、新しい生活スタイルに身を置いたりする中で、自分自身の向き不向きに気付き、自身が活躍できる場を模索することができるようになるのである。

以上のように、希望を作り出すためには、自分自身の可能性を信じること、周囲の人々との繋がりを大切にすること、自分自身の状況を変えることが必要となると私は考える。人生の中で困難に陥ったときには、一度立ち止まり、自身や周りの人々と向き合うことで、新たな希望を見出そうとすることが重要なのである。

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